オリコン より(以下一部抜粋)


俳優の竹野内豊(40)が、オーストラリア・シドニーで開催中の『第15回日本映画祭』(11月17日~27日)に招待され、日本の俳優として初参加した。海外映画祭に参加すること自体が初めての竹野内は、約800人の満員の観客を前に、英語でスピーチすることになり「さすがに緊張しました」と冷や汗。19日に主演映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』の上映と舞台あいさつ、20日に同『大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇』の上映と舞台あいさつをそれぞれ行った。

動員ランキングで初登場1位を記録した『太平洋の奇跡』

 日頃オーストラリアでは見ることができない日本映画を一挙上映するイベントとして年1回開催され、今年で15回目を数える同映画祭。シドニーで全30作品を上映した後、11月29日~12月6日はメルボルンに会場を移し、過去最大規模の全35作品が上映される。

 今回、太平洋戦争を題材にした『太平洋の奇跡~』が上映作品の一つに入り、日本の攻撃を受けたことがあるなど、オーストラリアも戦争とは無縁ではなかったことから、竹野内の招待が実現。鑑賞券も発売即日完売となる反響があった。

 竹野内は「もともと戦争を知らない世代の方にも観てもらえるような作品にしようと、撮影の時から、監督と話をしていたので、今回は、オーストラリアの方、または、オーストラリアに住んでいる日本の多くの若い世代の方々にご覧いただいて、本当に嬉しいです」と話していた。