オスカー降板ペア!渦中の二人エディ・マーフィ&ブレット・ラトナー監督のコメディー映画、ポスタービジュアル公開!


シネマトゥデイより(以下一部抜粋)


問題発言が原因でアカデミー賞授賞式のプロデューサーを退くことになったブレット・ラトナー監督がメガホンを取り、やはり同授賞式の司会を降板したエディ・マーフィが出演する映画『ペントハウス』のポスター画像が公開された。ベン・スティラーとエディの共演作であると同時に、ラトナー監督がオスカー降板の原因ともいえる(!?)としても注目されている。


 本作はニューヨーク・マンハッタンにある、1戸あたりの平均価格が5億円という、全米一の超高級マンション「ザ・タワー」が舞台のコメディー。管理マネージャーのジョシュ(ベン)をはじめとするタワーの使用人たちが、最上階の「ペントハウス」に住む大富豪に全財産をだまし取られたことから一念発起。ペントハウスに忍びこみ、富豪の隠し財産をいただこうと計画、泥棒のスライド(エディ)を助っ人に呼び込んでの、強奪作戦を描く。希代のコメディースターであるエディとベンの共演に加え、メガホンを取ったのが、バディームービー『ラッシュアワー』シリーズで大ヒットを飛ばしたラトナー監督という豪華布陣が見ものだ。


 また本作は、その豪華チームだけではなく、来年開催される第84回アカデミー賞との関係も注目の作品。まずラトナー監督がプロデューサーとなった後、タッグを組んだエディが司会に就任。その後、ラトナー監督のプロデューサー降板劇の発端となった、同性愛者への差別的表現を使った不適切発言は、本作の試写会時されたもの。そして、ラトナー監督の降板を理由として結局エディも司会を降りてしまった。それだけでなく、ラトナー監督の後を継いでオスカーのプロデューサーとなったブライアン・グレイザーは、本作で製作を務めており、降板劇や代役の選出も含め、オスカーと切っても切れない(!?)縁のある作品となってしまった。


 公開されたポスターには、大都会をバックに「この世には タワーに棲める者と タワーに勤める者がいる。」と格差社会を象徴するようなコピーが。富を占有する一部の金持ちと庶民たちによる、大逆転コメディーとしても期待ができそう。共演はベン・アフレックの弟ケイシー・アフレックにマシュー・ブロデリック、ティア・レオーニと実力派が顔をそろえる。日本公開は来年2月上旬になるため、直後に迫るアカデミー賞授賞式への気持ちを高めるためにも(!?)ぜひチェックしておきたい一本だ。(編集部・入倉功一)

映画『ペントハウス』は2012年2月3日よりTOHOシネマズ 有楽座 ほか全国ロードショー


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