シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>24日、岸谷五朗と寺脇康文が主催する演劇ユニット「地球ゴージャス」による新作プロデュース公演「海盗セブン」の製作発表が都内で行われ、本作が舞台2作目となる三浦春馬のほか、7人の怪盗を演じる大地真央、森公美子、施鐘泰(JONTE)、小野武彦、岸谷五朗、寺脇康文が出席した。久々の舞台出演に三浦は「前回素晴らしい役をやらせていただいて、こんなに早くここに戻ってこられるとは思っていなかったのでうれしいです」とにっこりしていた。
三浦にとって本作は2009年の舞台デビュー作「星の大地に降る涙」以来、2度目の舞台作品。共演にはミュージカルの大スターでる大地や森などベテラン俳優陣がいるだけあって、三浦は「前回は本当に支えてもらった舞台でした。うわさによると今回は岸谷さんたちにすごくいじめられると聞いていて、しかも大先輩方と立つ舞台。死ぬ気でやらないと輝けないなと思うので、今回も一生懸命頑張ります」と力強く宣言していた。
また、前回の公演時はまだ19歳であり、楽屋でほかのメンバーがビールを飲む中、悔しそうにジュースを飲んでいたという三浦。岸谷から「もし二人で飲むとしたら誰と飲みたい?」と聞かれると、「大地さん。舞台のことを知り尽くしていると思うし、きれいな女性を見て、お酒を飲みたいです」と照れくさそうに大女優をご指名。さらに、本作のタイトルにちなんで今一番盗みたいものには「レバ刺し」を挙げて、「すごく好きなので、日本中の新鮮なレバ刺しを盗みたい。なかなか食べられる場所ないんですよね」とすっかりリラックスしている様子だった。
そんな三浦を飲みに連れていったりしているという岸谷は、前回、本番中の立ち回りで三浦が相手の前歯を木刀で折ってしまった驚きのエピソードを告白。岸谷は「楽屋に戻って二人の会話が『歯、大丈夫か?』じゃなくて、『前歯のお金、おれが出すからさ』って言うのが、若いなって思いましたね」と振り返ると共に「今回はそういうけがもないようにね」と三浦にエールを送っていた。
同作は、かつて七つの海を盗み出した7人の大怪盗たち、通称「海盗セブン」の挑戦を描く、笑って元気になれる冒険活劇。一通のinvitation(招待状)により初めて一堂に会した海盗セブンたちが謎の差出人の依頼に挑む姿を描く。(取材・文:中村好伸)
地球ゴージャスプロデュース公演Vol.12新作公演「海盗セブン」は2012年3月8日~4月22日に赤坂ACTシアターにて上演 名古屋・新潟・福岡・大阪公演あり