岩井俊二、伊勢谷友介、園子温、桜井亜美が「3.11後のクリエイティブ・マインド」を語る、スペシャルトークショーが開催!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>12月7日、渋谷ユーロスペースにて、岩井俊二監督プロデュースの短編映画『FUKUSHIMA DAY』の完成披露上映が行われ、上映後、本作のメガホンを取った桜井亜美監督、俳優の伊勢谷友介、園子温監督、岩井監督によるスペシャルトークイベントが開催されることが分かった。

映画『ヒミズ』フォトギャラリー

 映画『FUKUSHIMA DAY』は、小説家としても活躍している桜井監督が、3.11以降の福島の現実 を切り取った短編映画。福島第一原発事故後の5月に、現地でロケを敢行し、プロデュースには、桜井監督の小説を上野樹里、市原隼人で映像化した映画『虹の女神』の岩井監督が参加した。桜井の監督作品『人魚姫と王子』で眼鏡王子を演じ、同作の音楽も担当した俳優の柏原収史が、ふたたび音楽を担当。切ないピアノの音色と、琴線にふれるアコースティックギターのメロディーが印象的な2曲の書き下ろし音源を提供している。

 上映後のスペシャルトークイベントでは、震災後にシナリオを変更し、被災地での撮影を敢行した映画『ヒミズ』がベネチア国際映画祭で大きな話題を呼んだ園子温監督、『FUKISHIMA DAY』とほぼ同時期に、に『friends after 3.11』を監督し、震災後の日本のあり方について一石を投じた岩井監督、震災直後から、自身が主催する株式会社 「リバースプロジェクト」のツイッター、ブログを通し、被災地への物資の提供、行方不明者の安否確認、そしておにぎりを届けるという実質的なボランティアを展開している伊勢谷らが、「3.11後のクリエイティブ・マインド」というテーマで語り合う。4人のクリエイターは、震災後、何を思い、何を感じたのかを知る、興味深いイベントになりそうだ。(編集部:森田真帆)

本イベントのチケットは、現在岩井俊二監督のオフィシャルサイトで、今月30日まで販売。売り切れ次第、受付終了となる。