シネマトゥデイ


>フツーの高校生とヴァンパイアの壮絶なバトルを描くホラー映画『フライトナイト/恐怖の夜』から、コリン・ファレル演じるセクシーなヴァンパイアが、吸血鬼のルールをユニークな(!?)力技で打ち破る最狂ぶりを発揮する映像が公開された。

映画『フライトナイト/恐怖の夜』コリン・ファレル大暴れの本編クリップ映像

 本作は、SF・ファンタジー・ホラー映画のアカデミー賞とも呼ばれるサターン賞で最優秀ホラー賞、最優秀脚本賞、最優秀助演男優賞を獲得した1985年の傑作カルトホラー『フライトナイト』の3Dリメイク作品。米ラスベガスの郊外に暮らす平凡な男子高校生チャーリーが、隣に引っ越してきた謎の男の正体を吸血鬼だと見抜いたことから始まる、人間対ヴァンパイアの壮絶なバトルを描く。コリンは、怪しくセクシーな魅力を放つ吸血鬼ジェリーを演じる。

 ヴァンパイアといえば、十字架や日光、ニンニクが嫌いだったりといくつかのルールに基づいた弱点が有名。そのうちのひとつが、住人から招待された家の敷居しか、またぐことができないというもの。このルールは、少年と少女の美しい初恋と吸血鬼の物語が交差するスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』でも象徴的に使用されている。

 しかし、コリンふんするヴァンパイアのパワフルさの前には、そんなルールは関係ない!? 公開された動画では、おとなしい隣人の皮をはぎとり主人公たちに牙をむいた彼が、家自体がなくなれば、招待される必要なんかない! とばかりに家自体を大破壊。まさにルール無用の攻撃を開始する様子が収められている。

 すでに公開されている予告編でも、ジェリーは、バイクを乗り回し車で引き倒しても全く平気な無敵ぶり。力も見た目もかなわないセクシー吸血鬼を相手に、フツーの高校生はどうすれば勝利できるのか? その展開も含め、絶妙なユーモアと身近に迫る恐怖が交差することになりそうな、壮絶な3Dバトルに期待が高まる。(編集部・入倉功一)

映画『フライトナイト/恐怖の夜』は2012年1月7日より2D/3D全国公開



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