シネマトゥデイ


>映画『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のプレミア・ツアーで世界を駆け回っているトム・クルーズだが、インドのムンバイを訪れた際、ムンバイの空港で熱烈なファンの殺到にあったことが「やらせだった」と報じられたことに対し、本作の製作を担ったパラマウントか否定の声明を発表した。

映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』写真ギャラリー

 トムは12月3日にインドのムンバイに到着したが、このとき、200人以上の群衆がトムを歓迎するために空港に殺到した。しかし、インドのウェブサイト「Firstpost」は、彼らがひとり150ルピー(約225円・1ルピー1.5円計算)の金と昼食を用意されていたと報道。群衆のひとりは、「僕たちは誰もトムが誰なのかなんて知らなかった。テレビのためにやったことで、こういうイベントのときに群衆が必要だからね」と語ったという。これに対し、製作スタジオのパラマウント・ピクチャーズがアメリカのネット紙「ハフィントン・ポスト」で声明を発表。「このイベントで金を支払われたのは、会場の外でダンスを披露したパフォーマーたちだけだ。集まったファンが金を支払われていたなどという考えは全く馬鹿げており、事実ではない」と否定した。

 トムは3日から5日までの3日間インドに滞在。ヒンドゥスタン・タイムズ紙によると、トムは「これまでずっと、訪れたかった場所だ」とインドへの関心を語り、「タージ・マハルを訪れたときは、自分がここにいることが信じられない思いだった。インドに来ることができてとても光栄だ。雰囲気も人々もとても素晴らしい。インドのファンが与えてくれた愛情には感激しているよ。またぜひ来たいと思っている」と語っている。