サンケイスポーツ より(以下一部抜粋)


 【ソウル11日】韓国で“国民の弟”の異名を持つ韓流スター、イ・スンギ(24)がソウル五輪公園体操競技場で2日連続公演の最終日を迎え、観客1万人を熱狂させた。さらに、来年3月に日本で歌手デビューすることも明らかにした。

 この日の開演前にインタビュー取材を受けたスンギは「今回の新作アルバムの収録曲を2、3曲持って、来年の3月に日本デビューが決まりました」とほほ笑みかけた。

 現役高校生だった2004年に歌手デビューし、俳優として09年放送の主演ドラマ「華麗なる遺産」が最高視聴率47・1%を獲得。現在は「サムソン」「国民銀行」など大手企業11社のCMに出演し、日本でも大人気の俳優、チャン・グンソク(24)らを抑えて3年連続で“CMキング”に輝いた。

 そんな韓国での実績をひっさげ、桑田佳祐(55)、福山雅治(42)らが所属する芸能事務所、アミューズにマネジメントを委託し日本での活動基盤を築く。

 「日本の方にも親近感を持ってもらいたいです」と意気込む。通算20回の来日経験を持ち、8月には福山の大阪城ホール公演にも足を運んでおり「日本で愛されているバラエティーや音楽番組にも出たい。東京ドームは遠い先だけど、まずは日本武道館でライブをやりたい」と宣言。「日本の芸能人の方と交流して、いつか日本と韓国で同時放送されるショーをやりたい」と思い描いた。

 持ち前の甘いマスクと歌声を発揮し、日本と韓国の芸能界の“かけ橋”となるつもりだ。