衝撃のエロティック!縛られた美女が自ら脚を広げる!『リング』の脚本を手がけた高橋洋監督の『旧支配者のキャロル』特報解禁!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>観客を恐怖のどん底にたたき落としたホラー映画『女優霊』や『リング』の脚本を手がけた、高橋洋の監督最新作『旧支配者のキャロル』の特報が、このたび解禁された。

 本作は、これまでホラー映画の脚本を手がけてきた高橋監督が、初めて挑戦した人間ドラマ。映画学校を舞台に、卒業制作映画の監督に抜てきされたヒロインのみゆきが、現役女優の鬼講師・ナオミの過酷な要求により、次第に崩壊していく悲劇を描く。

 椅子に縛り付けられた一人の女性が、荒い息を吐きながら、ゆっくりと股を広げていく姿から始まる特報は、オープニングから、60年代を彷彿とさせるようなタイトルバックと音楽が、独特な緊張感で不安をあおる。ヒロインの、「人が人をつぶすなんて、わたしは決してできないと思います。ただ、勝手につぶれていくだけです」というナレーションが入ると、ナオミの「手を前につきなさい。早く!」という冷徹なセリフ、狂気じみた笑い声、これから起こる悲劇を暗示しているかのようで、観客の期待をジリジリと盛り上げていく。キャスト陣は、みゆき役に『腐女子彼女』の松本若菜、ナオミを高橋作品のミューズである『狂気の海』の中原翔子が熱演し、高橋作品への出演は初となる津田寛治が脇を固める。日に日に生気を失っていくヒロインと、彼女を追い詰めるナオミ……特報からは身震いするような殺気が伝わってくる。

 高橋監督が講師を務めている映画美学校のカリキュラムの一環として制作され、映画美学校の生徒たちも撮影に参加。今年9月の映画美学校映画祭で上映された際は、上映時間の46分間、観客を高橋ワールドへと引きずり込み、映画祭を訪れた映画関係者からは「高橋洋の最高傑作!」という声が絶えなかった。

 人間の狂気が、人間を壊す……。ホラー映画の鬼才が描く人間は、これまで彼の作品にでてきたどんな霊よりも、邪悪で狂気に満ちている。高橋洋が挑戦したヒューマンドラマで、人間の本当の恐ろしさを感じてもらいたい。(編集部:森田真帆)

 映画『旧支配者のキャロル』は、来春渋谷オーディトリウムにて『lovemachine』(監督:古澤健)、『kasanegafuti』(監督:西山洋市)の3本立てで公開

 また、松本シネマセレクトにて、1月9日に一回のみの上映が決定


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