cinemacafe.net より(以下一部抜粋)
>2012年もすぐそこ、もう来年に向けて準備してるなんて、年々時間が経つのが早くなってきた気がするのは私だけでしょうか…?
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今年も様々な映画が私たちを楽しませてくれましたが、来る2012年もまた新たなムービー・イヤーになりそうですよ。今回はその中でも特に時間をかけて製作されている注目の映画2本をご紹介します。まず1本目は、トム・クルーズ主演の映画、と言っても『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ではありません、彼が長い間トレーニングを積んできたミュージカル『The Rock of Ages』(原題)です。2006年に製作され2009年にブロードウェイでヒットしたミュージカルを原作にしている本作には、トムを筆頭にアレック・ボールドウィン、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、メアリー・J・ブライジといった錚々たるハリウッド・スター、さらにリメイク版『フットルース』でヒロインを務めた若手注目女優、ジュリアン・ハフが出演。80年代半ば、田舎町からやってきた少女と若き青年がロサンゼルスで夢を追いかけていく姿を描いています。何と言っても見どころは“ロックンロール”の世界で、トムは誰もが憧れるカリスマ的ロックスター、ステイシー・ジャックスを演じています。また、ミュージカルはジャーニーにボン・ジョヴィ、スティクス、パット・ベネター、ポイズン、ツイスター・シスター、アジアなどなど、80年代の名曲の数々をフィーチャーしています。
トムはというと、ロックスターを演じるにあたり、歌とダンスを猛特訓。実際の“ロックスター”のステージで訓練するために、友人のミュージシャンのステージに実際に上がっては一緒に数曲を歌うほどの念の入れようでした。物語は至ってシンプルで、ハリウッドでの成功を夢見てカンザスからロサンゼルスに上京してきた女の子が、そこで飛びぬけた存在のロッカーと出会ったことをきっかけにセックス、ドラッグ、ロックンロールの世界に巻き込まれていく姿を描きます。そしてやがて、(麻薬常用者やホームレスなどが多く集まる)ロサンゼルスのサンセット大通りの“浄化”と“健全な生活”を推進するドイツ人開発業者の手により、彼女たちの生活と住む場所は脅かされていきます。先日、本作の予告編がインターネット上で公開されたばかりですが、とても面白そうな内容でした。トムも見事にスーパー・ロックスターに成りきっていて素晴らしかったです! 個人的にはこの映画、大ヒットするのではと思いますが、どうでしょう? 全米では、2012年6月1日から劇場公開されます。
さて、もう1本ご紹介したいのが、長い間待望されていた不朽の名作映画であり傑作小説のリメイク『The Great Gatsby』(原題)です。こちらもレオナルド・ディカプリオ、キャリー・マリガン、トビー・マグワイアというハリウッドきってのドリームチームを結成しています。監督は『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマンで、レオとは『ロミオ+ジュリエット』以来16年ぶりの再タッグとなります。レオはここ数か月、ニュージーランドとオーストラリアで本作の撮影に明け暮れていました(そして、撮影オフ時には数人の現地のブロンド美女と楽しんでいたよう)。
とにかく映画用に作られた本作のセットは見事で、キャストもそれに負けず良いコンビネーションを見せているようです。こちらのセットの写真が先日インターネットで公開されていましたが、その美しいこと! 知らない方のために補足すると、原作「グレート・ギャツビー」はアメリカの作家F・スコット・フィッツジェラルドが執筆し1925年に発行された小説で、第一次世界大戦後の1922年の春秋を舞台にしています。この名作は過去6回にもわたって、キャストを変えてリメイクされてきました。最初の映画化は1926年に製作されたサイレント映画ですが、最も有名なのは1974年製作のフランシス・フォード・コッポラ脚本、ミア・ファロー(デイジー・ブキャナン役)&ロバート・レッドフォード(ジェイ・ギャツビー役)競演の『華麗なるギャツビー』でしょう。今回の映画化では、レオがギャツビー役に、キャリーがデイジー役に、そしてトビーがニック・キャラウェイ役に扮します。
2012年注目のこの2本、あなたは楽しみですか?