まんたんウェブ より(以下一部抜粋)


>19日発表された17、18日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、米俳優のトム・クルーズさん主演の人気スパイアクション映画のシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」が初登場1位を獲得した。映画は16日に全国636スクリーンで公開され、土日2日間で約44万人を動員し、興行収入は約5億7300万円。初日から3日間で約56万人を動員し、興行収入は約7億2600万円となった。20代のカップルをはじめ、大学生のグループや40、50代の夫婦など世代も幅広く集客しており、クリスマス、正月休みにも、さらなる動員が期待される。

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 2位には、週末2日間で約18万人を動員、約2億円の興行収入となり、2週目も好調の「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGAMAX」、3位は週末2日間で約15万人動員、約2億円の興行収入となった「映画 怪物くん」。4位は人気グループ「SMAP」の香取慎吾さんが主役の赤おに・ナキの声を担当した「friends もののけ島のナキ」が初登場。全国334スクリーンで、約10万人を動員し、興行収入約1億4200万円をあげ、快調なスタートを切った。

 「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」は、ドバイやモスクワ、ブダペスト、バンクーバー、ムンバイが舞台。主人公のイーサン・ハント(クルーズさん)と彼が率いるチームはクレムリン爆破の容疑をかけられ、スパイ組織「インポッシブル・ミッション・フォース(IMF)」のメンバー登録を抹消されてしまう。国や組織の後ろ盾を失ったハントらは、事件の黒幕を追い、世界一の高さと最新のセキュリティーを誇るドバイの超高層ビルという“難攻不落の天空城”に侵入を試みる。さまざまなわなを突破する中、次第にミッションの真の目的が明らかになる……というストーリー。

 「friends もののけ島のナキ」は、童話作家・浜田廣介さんの「泣いた赤おに」を原案にしたストーリーで、さまざまな「もののけ」が住む「もののけ島」に、人間の子のコタケが迷い込むところから物語が始まる。「ALWAYS 三丁目の夕日」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の山崎貴監督が、20年来の盟友である八木竜一監督とともに手がけた日本独自の3DCGアニメで、韓国でも29日から日本映画最大規模の200スクリーン以上での配給が決定している。ベテラン声優の山寺宏一さんのほか、俳優の阿部サダヲさん、タレントのYOUさん、子役の加藤清史郎君などが声優を務めている。(毎日新聞デジタル)