シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>実写映画『るろうに剣心』でライバルを演じている佐藤健と吉川晃司が、お互いの印象について語った。年齢にして実に二回りも離れている両者だが、役者としてはお互いを刺激し合う関係であることがうかがえる。
映画『るろうに剣心』現場写真ギャラリー第3弾!
佐藤演じる主人公・緋村剣心と吉川演じる鵜堂刃衛の立ち回りは、本作で最も盛り上がるシーンの一つ。「これまでのアクションはすべてこのためにあるようなもの」と明かした佐藤は、吉川との共演について「戦っている感じを出したいので、良い意味でぶつかっていきたいですね」と意気込み十分だ。
佐藤にとって、吉川は最初優しい人という印象が強かったというが、撮影に入るとそれは一変。「ダークヒーローみたいな感じで、かっこいいと思っていました」とその雰囲気を絶賛。一方の吉川も、実に二回り年下の佐藤については「健君、負けん気が強そうでいいですよ。おれ、ああいうの好きですよ」と共演を楽しんでいる様子だ。
吉川がふんする刃衛は、人を殺すことに喜びを覚える殺人鬼である一方で、”人斬り”というくくりでは剣心と相通じるところのあるキャラクター。それだけに並大抵の俳優では務めることができないといい、大友啓史監督は「存在自体で勝負できる人ってすごく魅力的ですよ」と脚本執筆時から吉川をイメージしていたと明かしている。
ストーリーとして盛り上がるのはもちろん、俳優、そしてスタッフも心待ちにしていたという剣心と刃衛のアクションシーン。「楽しみにしていたんですけど、プレッシャーでもあったので、これが終わると一気に肩の荷が下りるかなと思うんです」と佐藤はコメントしており、それだけの力を注いだシーンがどんな出来栄えになっているのか。今から楽しみで仕方がない。(編集部・福田麗)
映画『るろうに剣心』は2012年8月25日より全国公開
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