Movie Walker より(以下一部抜粋)


昨年、『ハリー・ポッター』シリーズが遂に幕を閉じた。『トワイライト』シリーズも、最終作は未公開だが、撮影は既に終了しており、世界のティーンを熱狂させた二大シリーズは終焉となる。

【写真】『The Woman in Black』では幼い子供を持つ弁護士の役を演じるダニエル・ラドクリフ

英紙ガーディアンが、『ハリポタ』と『トワイライト』の主演スターたちの2012年を展望する記事を発表しており、今年は、両シリーズの桁外れにリッチな若いスターたちにとって、今後のキャリアを左右する重要な年になるという。

ブロードウェイで舞台俳優としても活躍しているダニエル・ラドクリフは、『The Woman in Black』が2月に全米公開される(日本公開未定)。ハリーのイメージからは一変した時代劇スリラーで、ダニエルは幼い子供を持つ弁護士の役を演じている。エマ・ワトソンは、インディーズ映画『The Perks of Being a Wallflower』(全米2012年公開)に出演。現代版「ライ麦畑」とも言われる原作の映画化作品で女優としての脱皮が期待される。ルパート・グリントは、英国の伝説のスキージャンプ選手の伝記映画への出演が決まっている。

一方、『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートは、白雪姫を原作としたアクション映画『スノーホワイト』(6月15日公開)に主演する。甲冑姿でバトルするクリステンの斬新な白雪姫像が話題になりそうだ。テイラー・ロートナーは、『ミルク』(08)のガス・ヴァン・サント監督の新作への出演が決まっている。

ガーディアン紙によれば、賛否両論あるとしても、最も興味深い作品に出演しているのはロバート・パティンソンだという。19世紀のフランスの文豪モーパッサンの原作の映画化『Bel Ami』(全米3月2日公開)で希代のプレイボーイを演じ、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『Cosmopolis』(全米2012年公開)にも主演。「彼の演技には評論家もぶっ飛ぶだろう」とクローネンバーグ監督が太鼓判を押している。2012年は、米国ではこの2作と『トワイライト』シリーズ最終作が公開されることになり、ロブの年になる可能性もある。



Who killed Cock Robin?
『The Woman in Black』のダニエル・ラドクリフ。


あたしゃ一瞬ヒュー・ジャックマンかと思っちゃいました。

あ、そっか、ハリーの眼鏡がないから別人に見えるのね。