Movie Walker より(以下一部抜粋)


>『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督、香取慎吾らが声優を務める3D CGアニメ『フレンズ もののけ島のナキ』(公開中)が昨年12月29日、韓国で公開初日を迎えた。韓国国内でも期待値は高く、現地映画輸入会社(スマイルエンターテインメント)からもお墨付きの本作。劇中に登場するナキやコタケといったキャラクターの愛らしい表情と話し方が韓国文化に非常にマッチしていると言われている。『シュレック』シリーズや『カンフー・パンダ』シリーズなどのハリウッドからやって来たキャラクターに匹敵するキャラクター力を持っているといい、韓国の多くの観客に受け入れられるものと考えられている。

【写真】『フレンズ もののけ島のナキ』の初日に駆けつけた親子

「泣いた赤鬼」という韓国人の子供たちにも受け入れられやすい童話を原作した本作は、ストーリーが非常にシンプルで、全ての子供たちにとって理解しやすいことが韓国で受け入れられる大きな要素である。韓国国内では『トイ・ストーリー3』(10)、『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)、『ヒックとドラゴン』(10)が韓国公開されたアニメ映画のトップ3作品。本作がアジア発の3D CGアニメとして未来の3Dアニメーション界を牽引するような作品となることも期待されている。

また今後、本作は台湾やタイ、インドネシアでの公開が決定しており、欧米での公開に向けても現在調整中という。日本では鑑賞満足度98%という高い数字を叩き出し、その数字が示す通り、公開2週目(12月25日現在)では観客動員が前週対比90.7%という高推移を見せている。