デヴィッド・フィンチャー監督『ドラゴン・タトゥーの女』で重要だったのは乳首のピアスが照明に当たる位置にあるか
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>映画『ドラゴン・タトゥーの女』で、ダニエル・クレイグ演じるジャーナリスト、ミカエルの前に現れ、その天才的な情報収集能力で彼の運命を導いていくリスベットを演じるルーニー・マーラが大きな話題を呼んでいる。
『ドラゴン・タトゥーの女』場面写真
マーラは、映画『ソーシャル・ネットワーク』で、マーク・ザッカーバーグの元恋人役を演じた。親しみやすさを感じさせる可憐な女子学生のイメージとは180度異なる役柄のリスベットは、ガリガリに痩せ、背中には大きな龍のタトゥーを持つ女性だ。
ウェブサイトEW.comによれば、監督のデヴィッド・フィンチャーとマーラは、完璧なまでにリスベットのキャラクターにあった容姿を作り上げていったという。全身にあけられたピアスについてフィンチャーは、「一番邪魔に思えるのはどこだろう、人目を引かずにおかない位置はどこだろう、と考えながら(ピアスを開ける箇所を)決めていった。乳首のピアスが、ちゃんと照明が当たる位置にあるかどうかが重要だった」と話している。
マーラ自身は、リスベット役について「彼女は、ものすごく暴力的になれる能力を秘めていて、激情的な怒りを抱えている。でも、彼女は、すさまじい努力によって、その感情を表に出さないようにしている」とコメント。
マーラ=リスベットは、日本でも一大旋風を巻き起こしそうだ。日本公開は2月10日(鯨岡孝子)