シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)
>映画『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督がメガホンを取った3DCGアニメーション映画『friends もののけ島のナキ』が、日本、韓国で大ヒットを記録していることがわかった。12月17日に公開された日本では、1月5日時点で動員81万68人、興行収入10億5,309万1,950円を記録。12月29日に公開された韓国でも、動員29万9,197人、22億486万3,000ウォン(約1億5,500万円)を記録しているという。
映画『friends もののけ島のナキ』写真ギャラリー
浜田廣介の童話「泣いた赤おに」を原作に、「映画『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニー/ピクサーを超える飛び出す3DCGアニメーションを」と制作された本作。日本では、公開1週目の週末興行収入ランキングで4位、翌週は5位にランクダウンと出遅れたものの、世の中が正月休みに入ると、一気にランクアップ。動員ランキング3位、興行収入ランキングで2位に躍り出た。
また、日本のオリジナルアニメとしては異例の245スクリーンで公開された韓国でも現在上映されている日本映画ナンバーワン、アニメ映画ナンバーワンとなるヒットを記録。客入りによっては上映がシビアに打ち切られる韓国で、現在は1.6倍の392スクリーンに拡大され、公開されている。
声優として、香取慎吾、山寺宏一、YOU、加藤清史郎、FROGMAN、新堂結菜、阿部サダヲらが出演し、人間の子どもコタケともののけのナキ、もののけたちの温かな友情の物語を描いた本作。2012年正月興行で1位に輝いたのは、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で、シリーズの圧倒的な人気を見せつけたが、めざましいランクアップから、『friends もののけ島のナキ』が、正月映画として多くの家族に親しまれたことがうかがえる。(編集部・島村幸恵)
映画『friends もののけ島のナキ』は全国公開中