映画.com より(以下一部抜粋)
>数年にわたって中断と再開を繰り返している、米ワーナー・ブラザースによる大友克洋のコミック「AKIRA」の実写映画化企画が、またしても頓挫の危機にある。同社は現在、すでに数人の手を経てきた脚本を新たにリライトする人員を探しているというが、その候補として、クリストファー・ノーラン監督の実弟で、「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」の共同脚本家のジョナサン・ノーランの名が挙がっていることが明らかになった。
実写版「AKIRA」が正式始動 主役はギャレット・ヘドランド?
昨年10月に正式始動が伝えられた同企画だが、今年に入って、カナダのバンクーバーに置かれたプロダクションオフィスが閉鎖され、製作が中断したと米ハリウッド・レポーター誌が報じた。中断の理由は、製作費と脚本の見直しが必要なためだというが、ノーランと、「グリーン・ランタン」の脚本家マイケル・グリーンのふたりが、そのリライトの候補に挙がっているという。
今回の「AKIRA」実写映画化は、原作の1~3巻を前編、4~6巻を後編として全2部作で製作するもの。舞台は2019年の人工都市ネオ東京から、近未来の“ニュー・マンハッタン”に変更される。
「AKIRA」の脚本にはこれまで、「スター・トレック/ヴォイジャー」の脚本家でもある、ゲームデザイナーのゲイリー・ウィッタ、「アイアンマン」「トゥモロー・ワールド」の脚本家コンビ、マーク・ファーガスとホーク・オストビー、「ハリー・ポッター」シリーズの脚本家スティーブ・クローブスらがかかわってきた。
脚本の問題が解消されプロジェクトが再開すれば、「アンノウン」(2011)、「エスター」(09)のジャウム・コレット=セラ監督がメガホンをとる予定。キャストは、主人公の金田役に「トロン:レガシー」のギャレット・ヘドランドが決定しているほか、ヘレナ・ボナム・カーター、クリステン・スチュワートらが出演交渉中だと伝えられている。
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