ゴールデン・グローブ賞の司会リッキー・ジャーヴェイス、「コメディアンは人を傷つけることを恐れてはいられない」

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>2011年に続き、今年もゴールデン・グローブ賞の司会を務めることになったリッキー・ジャーヴェイスが、「誰かを傷つけることを恐れてはいられない」と語っている。

リッキー・ジャーヴェイス出演映画『スパイキッズ4D:ワールドタイム・ミッション』写真ギャラリー

 昨年のゴールデン・グローブ賞では、ジョニー・デップやアンジェリーナ・ジョリーなどハリウッドの有名セレブたちをネタにきついジョークを飛ばし、やりすぎと批判を浴びたリッキー。二度と授賞式の司会者には呼ばれないだろうと言われていたが、テレビ放映によって2億人の視聴者が観るというこの賞で、関係者からはリッキーのインパクトの強いジョークに期待を寄せる見方もあり、見事、再登板が決定した。

 リッキーは、授賞式を前にツイッターにメッセージを投稿。ロサンゼルスの美容整形クリニックの前で変顔をしてドル札を握った写真をのせ、「授賞式会場で浮かないように、最後の準備だ」と今年も切れのあるジョークを飛ばしていく構えのよう。英テレグラフ紙によると、リッキーはオーストラリアのジャーナリストとのQ&Aセッションで、「コメディアンの仕事はただ人を笑わせることだけじゃなく、考えさせることだ」と昨年に批判を浴びたジョークについてコメント。「そこに何か深い意味があれば、人は考えるもの。傷つくというのは受け手のもので、傷つかなければ攻撃もなかったことになる。僕だっていつも傷ついているけど、傷つけられない権利なんてないんだ。それに、傷ついた人がいつも正しいわけでもない。不公平なことに傷つく人がいれば、結婚で傷つく人もいる。何でもかんでも傷つく人だっているんだし、気にしてはいられないよ。ただし、自分の言ったことはすべて正当な理由付けができる。ジョークを言った理由をきちんと相手の目を見て言えるようでなきゃいけない」と自身のユーモアに対する姿勢を語っている。(竹内エミコ)

第69回 ゴールデン・グローブ賞 授賞式
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