シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>デヴィッド・フィンチャー監督の最新作『ドラゴン・タトゥーの女』の続編が、2月10日の日本公開に先駆け、早くも製作を開始している。第1作は昨年12月20日に全米公開されたばかりだ。

映画『ドラゴン・タトゥーの女』場面写真

 Dedline.comによると、配給のソニー・ピクチャーズは早くもシリーズ第2作『ザ・ガール・フー・プレイド・ウィズ・ファイア(原題) / The Girl Who Played With Fire』の制作に着手し、スティーヴン・ザイリアンによる脚本はすでに脱稿。ザイリアンは現在、第3作『ザ・ガール・フー・キックド・ザ・ホーネッツ・ネスト(原題) / The Girl Who Kicked The Hornets’ Nest』に取り掛かっているという。

 スティーグ・ラーソンの原作小説はすでにスウェーデンで3部作として映画化されており、『ドラゴン・タトゥーの女』はハリウッド・リメイクにあたる。結末部分が変更されていることもあり、リメイク発表当初より単発作品になるのか、それともオリジナル同様のシリーズものになるのかが注目されていたが、どうやら後者になるようだ。

 また、エンターテインメント・ウイークリーによれば、主演のダニエル・クレイグとルーニー・マーラはすでに残りのシリーズ2作の出演契約にもサイン済み。そうなると、あとはフィンチャー監督が続投するかどうかだが、こちらは未定となっており、海外メディアには否定的な見方をするところもある。

 クリスマスシーズンには似つかわしくないダークな物語だったためか、全米興行成績では出遅れた感がある『ドラゴン・タトゥーの女』。だが、ソニー・ピクチャーズはそのことを考慮に入れており、最初からロングランを見込んだ公開時期の設定だったようだ。日本を含め、まだまだ北米以外の地域では公開されていないところも多いため、リメイクが成功か失敗かの判断はもう少し待つ必要がありそうだ。(編集部・福田麗)

映画『ドラゴン・タトゥーの女』は2月10日より全国公開

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