ブログネタ：テレビを見ないで何日過ごせる？
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この前テレビが壊れた時は修理考えるより先にソッコーでビッ○カメラ行って新しいの買いましたよ。それも届けて貰ったんじゃ時間かかるってんで、ギリギリ車に積んで運べる大きさのを選んで。きょーびテレビなしには一日だって過ごせるものではありません。特にこんな寒さの厳しい週末にはね。
とはいえテレビを見続けているのも長時間だと飽きるもの。たまには変わった番組が見たいわ～と思っていたら、FOXさんが願いをかなえてくれました。
FOXチャンネルにて本日2月11日より始まる「モダン・ファミリー」。「フレンズ」などでおなじみの30分のコメディー番組ですが、これがなんとこれから毎週土曜日には2話連続で放送されるのですよ。これで土曜の夜は笑いで締めくくれること、請け合い。
タイトルにあるとおり、「ファミリー」がメインのテーマのコメディーですが、もはやアメリカのファミリーは「両親とその実の子ども達」という枠に縛られてはおりませぬ。両親が離婚して片親に育てられてるファミリーも、シングルマザーも当たり前、どちらかの親が再婚したせいで、血のつながったママ（パパ）と血のつながらないママ（パパ）がいる子どもが双方の家庭を行ったり来たりという行動もごく普通のものとなり、子どもが出来ないカップルとしてゲイの二人が養子をとるのも認められるようになりました。
「家族」の概念が多岐にわたっているアメリカの「今」の空気を「モダン・ファミリー」は存分に醸し出してくれております。
modern family
(c)2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved
上の画像の三つのファミリーがメインとなってストーリーが展開していくわけですが、子どもを除いたこの3組のカップル、実は全員が大63回エミー賞にノミネートされ、真ん中の家族のパパとママ役のお二人がそれそれ助演男優賞と助演女優賞に輝いているのですよ。つまりそれだけアメリカでは絶大な人気を誇っているというわけ。
真ん中の家族って、それこそ一番ありふれたというか、一見昔ながらの家族に見えるでしょ？ ところが私が見た中ではこのドラマの中で最もステレオタイプから外れてるのがこのパパなんですわ。こんな父親像、今までアメリカの映画やドラマではちょっと見たことないですよ。高校生ぐらいだったらいたかもしれないですけどね。たとえば「ファミリー・タイズ」でマイケル・J・フォックスが演じたような。つまり20年ぐらい前に変な高校生だった男の子が、そのまま変なパパになったらこんな感じ、みたいな役なんですよ。別にエキセントリックなわけじゃなくて、ただ単に何かがどこかで他の人とズレてるんだけど、でも本人は頑張ってまじめに生活しようとしている、というか。
そんなパパと結婚して一緒に子ども達を育てているママだってやっぱりどこか変なわけで、母親業に懸命になるあまり何かがどこかでおかしな方向に行ってしまいがちな人なんですよね。
というわけで、このフィル役のタイ・バーレルとクレア役のジュリー・ボーウェンの演技は必見です。この二人の子ども達もかなり変だけど、若い分両親ほどカッとんでは見えませんね。ゲイ役の二人なんて彼らに比べれば至って普通です。
最上段の家族については、その抱腹絶倒ぶりは実際にテレビ画面で見て頂くのが一番かと……。百聞は一見に如かずというし、あと数時間で始まりますからね。
週末を笑いでシメたい人は（←鍋かよ）どうぞご覧下さい、「モダン・ファミリー」。おなかいっぱい笑えます。）
FOXチャンネルにて本日、2月11日(土）放送スタート。
毎週（土）23:00～24:00 の2話連続で放送
(c)2009-2010 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights
