はい。

字幕版の方は見てないんですが、それでも。

というのも吹き替え版でアマンダ・セイフライドの声をあてたのがイベントのゲストだった篠田麻里子さんなのですが、下の動画で話してるのと全く同じ調子で台詞を喋ってらっしゃるので。


篠田さん御本人の姿で喋ってる分には申し分ないのですが、この声と喋り方でアマンダ・セイフライドというのは、さすがに少々無理がありました。ちょっと、ぶっきらぼうすぎるんですよね。


で、また、相手役のジャスティン・ティンバーレイクをあててるのが子役時代からのベテラン、浪川大輔さんですから。フロド(「ロード・オブ・ザ・リング」ですからウルフ(「CSIマイアミ」)ですから王子ですから(「レベルE」)。演技という以前にキャリアの差が如実に表れてしまいます。ちなみにお父さん役が緑川光さん(シンタローでヒイロ)だったという驚き。いえ、俳優さんは皆見た目25才設定なので若い声でいいのですが。ついでにキリアン・マーフィーは内田夕夜さんでした。


吹き替え版の演出そのものがSFによくある芝居がかった調子で進んでいくんですが、声優さん達は慣れたものでそれで一つの世界観を作り上げて観客に感じさせてくれるんですが、篠田さんが喋ると一気にイメージが現代の日本に立ち戻って来ちゃうんですよね。ブルーレイ化する時には是非別の声優さんを起用して「TIME」としてのトータルな世界観を保って欲しいと思いました。


というわけで次は是非字幕版で鑑賞したいと思っている私でした。いや、だって、おもしろかったから。二回見るのは全然苦じゃありませんことよ♪