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リドリー・スコット、『エイリアン』の監督依頼に当初困惑(RBB TODAY) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000001-rbb-ent


リドリー・スコット監督は、『エイリアン』の監督を依頼された当初「戸惑った」そうだ。リドリーはそれまで1977年の歴史ドラマ『デュエリスト/決闘者』しか監督したことがなかったため、1979年の映画『エイリアン』のオファーがあったときは驚いたという。

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 「『ブレードランナー』と『エイリアン』は計画してたというより、偶然なんだ。『デュエリスト/決闘者』っていう映画をやっただけだったから、賢い連中がどうして僕にSF映画を任せてきたのか分からず当惑したよ」「『デュエリスト/決闘者』はカンヌで審査員賞を受賞したけど、パラマウント側は、奇妙なパンツ姿に銃剣を振り回して決闘する2人の男達の映画を、どうやって公開すればいいのか分からなかったんだ。僕自身としては、割といい出来のウェスタン映画だと思ったんだけどね。そしたら、SF映画の企画が突然舞い込んできたんだ。『スター・ウォーズ』は見たけど、あれには僕の予定を全部ひっくり返したね」。

 監督の立場を獲得したのに驚いたのもさることながら、製作の20世紀フォックスが、自然派な映画作りで知られる故ロバート・アルトマン監督よりも後に自身が選ばれていたことにも相当驚いたという。「私は5番目のご指名だった。なんとアルトマン監督が私より前に、その候補者リストにいたんだ。どうしたら彼に頼めるんだよ?おかしいよ!ただランダムに選んだだけだったと思うけどね」「フォックスに電話したら、32時間以内にはオフィスの前にいたよ。『何をしたいんだ?』って。別に。脚本の手直しの必要もない。すぐにこの映画を作れたよ」「勢いで投げ出されたんだよ。脚本は何1つ変えなかったね。厳格な脚本で、僕はそれで良いと思った。A級の方法で、A+のキャストとB級映画を作ったのさ。キャスティングに関してはスタジオ側を困らせたよ。主要な写真撮影が始まる約2週間前まで、シガニー・ウィーバーをキャスティングしてなかったんだ」。