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加藤夏希は「志穂美悦子以来の逸材」 アクション俳優・倉田保昭が絶賛(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120407-00000007-eiga-movi


アクション俳優・倉田保昭が製作総指揮を務めたバイオレンススリラー「レッド・ティアーズ」が4月7日、東京・シネマート新宿で封切られ、倉田をはじめ、主演を務めた加藤夏希、石垣佑磨、辻本貴則監督らが初日舞台挨拶に立った。

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 倉田にとっては出演100本目となる記念作で「信じられない。もっと日本でもアクションというものが認められるよう、今後も頑張っていきたい」と感激しきり。アクションシーンで共演した加藤に「志穂美悦子以来の逸材。今後もアクション女優として活躍してほしい」と太鼓判を押した。

 一方、加藤は「本当に紳士的に接していただき、私にケガがないように気づかってくださった」。それでも撮影中に、倉田のキックが加藤を直撃する瞬間があったといい「事前に蹴りが当たると知らせると警戒しちゃうから、あえて内緒で一発だけ当てまして(笑)」(倉田)、「ビックリしました。もし知っていたら、次の瞬間の表情や演技を準備してしまうので、それを阻止してくださった」(加藤)と振り返った。

 各地で頭部が切断された遺体が見つける連続殺人を捜査する刑事の野島(石垣)は、捜査の過程で謎めいた美女・紗代子(加藤)に出会い、やがてひかれあう。一方、吸血鬼一族の抹殺という極秘任務に就く先輩刑事・三島(倉田)率いる特殊部隊が、紗代子の前に現れる。第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で「レッド・ティアーズ 紅涙」のタイトルで上映された。

 石垣は「台本を読んだ瞬間『なんじゃ、この映画は?』と驚いた」と述懐。辻本監督も「まさにごった煮の“闇鍋”映画。倉田さんのアクションをストーリーにどう絡めるか難しさがあったが、あえて強引に結びつける面白さがあった」と満足げな表情だ。舞台挨拶には倉田の門下生であり、本作に出演した中村浩二、永井正浩、高島洋樹も登壇した。