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出演作5本が怒涛の劇場公開で映画館はサム・ワーシントン祭に!?(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120415-00000007-mvwalk-movi


アメリカ映画史上最高の大ヒットを記録したジェームズ・キャメロン監督作品『アバター』(09)で主人公ジェイクを好演したサム・ワーシントン。オーストラリアでは実力派として知られ、ハリウッドでは『ターミネーター4』(09)に準主役で出演していたものの、世界的にはほぼ無名状態ながら、キャメロン監督の熱烈な推薦によって主役に抜擢された彼が、ジェイクという過酷な運命に立たされるキャラクターにどれほど説得力を与えたかは『アバター』を見れば一目瞭然だろう。そんな彼に魅了されてしまった映画人が数多くいたという確固たる証拠のように、4月14日(土)公開の『キリング・フィールズ 失踪地帯』『マンイーター』を皮切りに、7月上旬までに彼が主演するタイトル5本が日本で立て続けに上映されるのだ。

【写真】日本でも人気の高い若手女優クロエ・グレース・モレッツとの共演も話題(『キリング・フィールズ 失踪地帯』)

『キリング・フィールズ 失踪地帯』は『マイアミ・バイス』(06)のマイケル・マン監督が製作、彼の娘アミ・カナーン・マンがメガホンを取った本格クライムサスペンス。サムの役どころは、連続少女失踪事件に『キック・アス』(10)で注目を集めた若手女優クロエ・グレース・モレッツ演じるリトル・アンの行方を捜す殺人課の刑事。一方の『マンイーター』は2006年に製作されたパニックアドベンチャー。『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のミア・ワシコウスカも出演しており、今よりも初々しいふたりの演技が見られるのも特徴の一つだ。

翌週4月21日(土)には主役を務めた『タイタンの戦い』(10)の続編『タイタンの逆襲』がいよいよ公開。翌月5月12日(土)はキーラ・ナイトレイとの共演で話題の『恋と愛の測り方』、そして7月7日(土)公開『崖っぷちの男』は高層ビルから投身自殺を図ろうとする男をサムが体当たりで演じている。

いずれの作品でも鮮烈な存在感を放っているサム・ワーシントン。サスペンス、パニックアドベンチャー、SFアクションファンタジー、ラブロマンス、スリラーと、ここまで作品ジャンルが多岐に及ぶのも彼の卓越した演技力の賜なのだろう。『アバター』のようなアクション映画以外で見ることのできるサム・ワーシントンの魅力、是非この機会に色々と触れてみてほしい。