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第二のザ・ロック誕生!? WWEのスーパースター、バティスタが俳優デビュー(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120514-00000025-mvwalk-movi
>本国アメリカはもちろん、日本でもその高いエンターテインメント性で絶大な人気を誇るプロレス団体WWEで3度のヘビー級王座に輝き、2010年に惜しまれつつも引退した“野獣”バティスタ。ワイルドかつ端正なルックスと完璧な肉体を持つ彼の初主演作『ライジング・サン 裏切りの代償』が5月19日(土)に公開される。
【写真】元刑事の用心棒・レイ役を、圧倒的な存在感で演じきる
バティスタが演じるのは、違法カジノという裏の顔を持つストリップクラブ「House of the Rising Sun」で用心棒として働く元刑事レイ。かつてボディビルダーとして大会に出場する傍ら、夜はクラブで用心棒をするという生活を送っていた時期に、仲間の用心棒に襲いかかった常連に対し、暴行を加えて逮捕されるという経験を持つバティスタにとって、演技をする必要を感じない等身大のキャラクターなのだ。
共同脚本と原案を手がける元刑事の小説家チャック・ハストマイヤーの実体験を基に描かれた本作は、警察とマフィアとの抗争と裏取引、権力争いによる裏切りの連鎖、そして衝撃のクライマックスに至るまで、緻密に練られたストーリーが展開するが、作品に説得力を与えるのがバティスタをはじめとする俳優陣の面々。『バタフライ・エフェクト』(04)や『アドレナリン』(06)で印象的なヒロインを演じてきたエイミー・スマート、ドラマ「プリズン・ブレイク」で主役マイケルの兄リンカーン役で一躍注目を浴びたドミニク・パーセル、そして数々のアクション映画に出演し、『マチェーテ』(10)での怪演で強烈な印象を残したダニー・トレホら、注目の俳優たちが猜疑と暴力に満ちた世界で生きる人々に確かな存在感を与えている。
WWE出身の俳優といえば、公開中の『センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島』などに出演しているドウェイン“ザ・ロック”ジョンソンが代表格。近年はタクシー運転手や頼れる義理の父などを演じ、役者としての幅を広げているザ・ロックが手放しつつある、野性味あふれる男役を引き受けられるのは、バティスタしかいないといっても過言ではないはず。たゆまぬトレーニングで作られたたくましい肉体と、そこに刻まれたトライバルタトゥー、そして全てを射すくめる鋭い眼光といった、バティスタのワイルドな魅力をスクリーンで堪能してもらいたい。