音声ガイド付きのバリアフリーな映画祭開催!作品選定から当日の運営まで視覚障害者と共に作り上げる!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120607-00000036-flix-movi


> 視覚障害者のための音声ガイド付きのバリアフリーな映画祭「第5回 City Lights 映画祭 ~思い出そう、大切なこと~」が、6月24日に江戸東京博物館の大ホールで開催されることがわかった。目の不自由な方々と一緒に映画鑑賞を楽しむ環境づくりを進めてきたボランティア団体シティ・ライツが主催する。

 同映画祭で上映される作品にはすべて音声ガイドが付く。音声ガイドとは、映像を言葉に置き換えて説明する場面解説のナレーションのことで、これによって鑑賞がままならなかった視覚障害者もより深く映画を理解することができるという。また、音声ガイドはFMラジオとイヤホンがあれば誰でも聞くことができるので、目が見えない(見えにくい)人だけでなく、目の見える人も、この新しい映画の見方を試してみてもいいかもしれない。

 上映作品にはフランク・キャプラ監督の『素晴らしき哉、人生!』と是枝裕和監督の『奇跡』が決定している。これらの作品選定から当日の運営までも視覚障害者と共に行うという、舞台裏までバリアフリーな映画祭となっている。この映画祭を通じて、映画の感動を共に分かち合える喜びを実感してほしい。(編集部・市川遥)

「第5回 City Lights 映画祭 ~思い出そう、大切なこと~」は6月24日 江戸東京博物館の大ホールで開催