妻夫木聡が役者魂語る「作品のためなら死ねる」(オリコン) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120615-00000350-oric-ent


> 俳優の妻夫木聡、武井咲、斎藤工らが16日、都内で行われた映画『愛と誠』(三池崇史監督)初日舞台あいさつに登壇。斎藤の劇中セリフ「君のためなら死ねる」を引き合いにコメントを求めれれた妻夫木は「作品のためなら死ねます。役作りのなかで、苦しいこともあるけど、作品のためなら犯罪を犯さない限りやる」と役者魂をみせ、歓声を浴びた。

 梶原一騎とながやす巧原作によるコミックを映画化した同作。劇中でキャストが歌っている歌謡曲に乗せて登壇すると、妻夫木は「こんなに登場が恥ずかしい舞台あいさつは初めて」と赤面しながらも「席もだいたい埋まってて安心してる」と好スタートに胸を撫で下ろした。

 何のためなら死ねるかを問われた武井は「地球人を守るためなら死ねる」と回答。その意図を尋ねられると「ホントは死ねなくて…。だから、もし宇宙人がやってきて、『武井咲を連れて行かないと終わりだぞ』って言われたら、いいかなと思う」と苦笑まじり。

 一方、斎藤は「桃のためなら死ねる。食べ物の中で1番愛してるので」と失笑混じりに告白。桃へのこだわりを語る途中、観客の1人がなぜか中座するハプニングや、妻夫木の「作品のためなら死ねる」という男気ある意見を受け「帰っていいですか?」と心折れた様子で笑いを誘った。

 三池監督は、今年1月2日に亡くなった小説家・真樹日佐夫さんのためなら「死ねる」と語り、「空手の先生でもあるし、Vシネマを一緒にやってきた先生。梶原一騎さんの実弟でもあるし、冥土の土産に持って行って、お兄さんから『何をしてくれたんだ』と言われて兄弟喧嘩していそう。今日もそのへんで見てくれてるかな」と思いを馳せていた。

 舞台あいさつにはそのほか、共演の大野いと、主題歌を歌うかりゆし58のボーカル・前川真悟も登場した。