三谷幸喜の新たな50年の幕開け!初の時代劇&小説映画化『清洲会議』が2013年秋公開(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120627-00000003-mvwalk-movi
三谷幸喜監督の最新作『清須会議』の製作が決定、11月から12月にかけて撮影を行い、2013年秋公開を目指すという。
【写真を見る】映画の原作となる三谷幸喜の小説「清洲会議」は6月26日(水)発売
三谷幸喜といえば、2006年に観客動員470万人、興収60.8億円を叩き出した『THE 有頂天ホテル』をはじめ、2008年『ザ・マジックアワー』、2011年の邦画実写1位の興収42.8億円を記録した『ステキな金縛り』を世に送り出した、押しも押されぬヒットメーカーだ。『清須会議』は舞台4本、ドラマ2本、映画1本を製作した2011年度から続く三谷幸喜生誕50周年大感謝祭の締めくくりとなる小説「清須会議」(6月27日発売)が原作となっており、奇しくも発売日は歴史上、清須会議が開かれた日と旧暦で同日(1582年6月27日)となる。
天正10年、本能寺で明智光秀の謀反により命を絶った織田信長。信長の死後、彼の跡取りに名乗りを上げたふたりの男、老将・柴田勝家と後に天下を統一する羽柴秀吉。本作は清須城を舞台に繰り広げられる、ふたりの頭脳戦を三谷幸喜ならではの人間喜劇として描かれる。三谷作品史上、初の時代劇であり、初の小説の映画化となる。小説には清須会議に出席する勝家、秀吉をはじめ、歴史上の猛将たちのそれぞれの思惑がモノローグ形式でコミカルに描かれ、まさに三谷流の笑いが随所に散りばめられているという。
『ザ・マジックアワー』では架空の港町を東宝スタジオに作り上げたが、『清須会議』では『ザ・マジックアワー』を上回る大規模セットを制作。清須の城下町が現代によみがる大規模なロケセットも美術の種田陽平と共に制作予定だ。
注目のキャストは後日発表となるが、三谷は「『清須会議』は群像劇であり全員が主役。日本映画・演劇界を代表する、信じられないくらい豪華キャストに出演していただきます」と語っており、その顔ぶれにも期待が高まる。ちなみに小説執筆時の三谷のキャスティングイメージは、柴田勝家がショーン・コネリー、羽柴秀吉が若かりし頃の緒形拳ということだ。
三谷幸喜の新たな50年の幕開けにふさわしい『清洲会議』、豪華キャストの発表も含め、今後も目が離せない。