アメコミ原作映画としては異例!『アメイジング・スパイダーマン』は女性からの支持率高し!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000019-flix-movi
映画週末興行成績ランキング(興行通信社調べ)で見事初登場1位を獲得し、その人気の強さを改めて印象付けた『アメイジング・スパイダーマン』だが、劇場関係者によると、劇場には意外にも多くの女性客が来場しているという。
映画『アメイジング・スパイダーマン』写真ギャラリー
本作は公開初日から初のレディースデイに、全国で6万2,889人の動員数を記録した。都内のある主要劇場の例を挙げると、同じマーベル・コミック を原作とした作品と比べた際、『アイアンマン』対比で約133パーセント、『インクレディブル・ハルク』対比では約286パーセントとなり、多くの女性層の支持を集めていることがわかる。男性層が多いとされるアメコミ原作映画としては異例の実態が明らかになった。
女性が本作に注目する理由として一ついえるのは、恋愛ドラマが見どころとしてある点だ。本作プロデューサーのアヴィ・アラッドは「新シリーズでは素晴らしいラブストーリーがある。(前シリーズのヒロインの)MJが恋に落ちた相手はスパイダーマンだったが、今回のヒロインのグウェン・ステイシーはピーター・パーカーと恋に落ちるんだ」と語った。ピーターの初恋の女性となるグウェンは、正義感の強いピーターに惹(ひ)かれ、スパイダーマンとしてのピーターを積極的にサポートして一緒に戦う。そんな二人の関係がリアルな恋愛ドラマとして、女性たちの心に響いているのかもしれない。
しかも、ピーターを演じるアンド リュー・ガーフィールドと、グウェンを演じるエマ・ストーンは、本作共演をきっかけにプライベートでも熱愛関係に発展。「スクリーンで見せた二人のあのドキドキ感は、リアルなドキドキ感だったの?」と妄想した人がいたであろうことは想像に難くない。これは偶然だが、かつて前シリーズの主役だったトビー・マ グワイアと、ヒロインのキルステン・ダンストも『スパイダーマン』の共演をきっかけに、一時期付き合っていたという興味深いエピソードもある。(取材・ 文:壬生智裕)
映画『アメイジング・スパイダーマン』は全国公開中