高所恐怖症のサム・ワーシントン、地上60メートルの撮影を振り返る(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120706-00000001-piaeiga-movi
>『アバター』『タイタンの逆襲』のサム・ワーシントンが主演を務めるサスペンス映画『崖っぷちの男』が7日(土)から公開される前に、ワーシントンの最新インタビューが到着した。
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『崖っぷちの男』でワーシントンが演じたのは、元ニューヨーク市警の警官で30億ドル相当のダイヤモンドを強奪した罪で収監されるも脱獄し、ルーズベルトホテルの高層階の窓の外のわずかなエリア、まさに“崖っぷち”に立っている男、ニック。彼には“命をかけて挑む目的”があるらしい。
「ひとつの場所に釘付けにされたアクション映画をやりたかった」というワーシントンだが、問題なのはその舞台だ。主人公ニックが立つのは手すりなどない高層ビルの縁。その高さは何と60メートル! さらにワーシントンは高所恐怖症であるにも関わらず、合成やCGに頼らずに多くのシーンを実際のビルの縁で撮影した。「すごく怖かったよ。毎日、手のひらに汗はかくし、油断はできなかった。当初は多くのことをスタジオでやろうと考えていたんだ。僕もカメラスタッフも、縁での撮影に徐々に慣れていった。それで、気づいたら『他のこともやってみよう。このスタントも試してみよう。他に何が出来るかな?』っていうことになった。予想していたよりいろいろなことができたから、映画の大半を縁で撮影できたんだ」。ちなみに、ワーシントンがビルの縁に立っているとき、カメラマンはさらに過酷な状況にいたようだ。「カメラは僕の横で、ロープにぶらさがっていたんだ。映画を見る時、僕のことは心配しないで。撮影しているやつを心配してよ(笑)」。
ちなみにワーシントンは映画でタフな男を演じることが多いが、実際はとても気さくでジョークの好きな明るい男だ。「普段は家にいて、平和に暮らしてる。“タフガイ”になるのは映画のときだけだよ」と語る彼が出演作を選ぶ基準は「自分が観に行きたい映画かどうか?」だという。「僕はこれを16ドル払って観に行くか? と考えるんだ。もし、この映画に観に行く価値があり、仕事を適切に出来ると思えばやる。僕たちがちゃんとした仕事が出来ていることを願っているよ」。
『崖っぷちの男』
7月7日(土) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー