洋画が邦画に惨敗?2012年上半期洋画トップは『ミッション:インポッシブル』!洋画は興収20億突破が3本と寂しい結果に(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120724-00000041-flix-movi
このたび2012年上半期洋画作品の国内興収ベストテンが明らかになり、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が最終興収53億8,000万円で首位を獲得した。
映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』場面写真
前作『M:i:III』の最終興収51億5,000万円を上回り、『ミッション:インポッシブル』シリーズ史上最高興収となったばかりか、トム・クルーズ出演作の中でも歴代興収ナンバーワンとなった本作。世界的にも約7億ドル(約560億円)の興収を記録した。本作のヒットもあって、米フォーブス誌が発表したハリウッド俳優の所得番付ではトムが7,500万ドル(約60億円)の収入で1位を記録している。(1ドル80円計算)
2位は人気シリーズ最新作『メン・イン・ブラック3』で、推定される最終興収は33~34億円。シリーズ初の3D作品ということに加え作品自体の評価も高く、口コミが広がりロングランヒットとなった。そして3位はティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『ダーク・シャドウ』で推定22~23億円。女性客を中心に集客し、こちらもロングランヒットを記録した。
以下、4位『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』19億5,000万円、5位は『TIME/タイム』18億5,000万円、6位『スノーホワイト』15~17億円、7位『バトルシップ』15億円、8位『リアル・スティール』14億5,000万円、9位『ドラゴン・タトゥーの女』12億2,000万円、10位『長ぐつをはいたネコ』12億円という結果になった。
上半期で興収20億円を突破した洋画作品は上位3作品のみ。成績がダントツに良かったわけではない昨年の上半期洋画ベスト3は、1位『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』(最終興収88億7,000万円)、2位『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』68億6,000万円、3位『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』26億8,000万円となっており、今年の成績は少し寂しい結果だと言わざるを得ない。
しかし下半期は『ダークナイト ライジング』はじめ『アベンジャーズ』『バイオハザードV リトリビューション』といった超話題作の公開が待機中で、洋画低迷だとあきらめるのは時期尚早だ。洋画復権に向けた下半期の逆襲に期待したい。(ランキング・数字などは文化通信社調べ)