ジョセフ・G=レヴィット&ゲイリー・オールドマンが語る、「結末」への愛(cinemacafe.net) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120730-00000012-cine-movi


奇しくもロンドンオリンピックと同日となる先週末、遂に日本公開を迎えた『ダークナイト ライジング』。クリストファー・ノーラン監督が贈る「バットマン」シリーズの最終作にして、あらゆるアイディアと才能を結集し完成させた“新たなる幕開け”となる物語の中で文字通り、キーパーソンを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットとシリーズ全作を通して名演を見せてきたゲイリー・オールドマン、2人の貴重なインタビューを映像にてお届け。

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全米公開前に行われたN.Y.プレミア時には、「ずっと彼のファンだったので、やっと一緒に仕事ができて嬉しかった」と20歳以上も年下の後輩・ジョセフに並々ならぬラブコールを送っていた名優・ゲイリー。ご存知、本シリーズではバットマンと共にゴッサム・シティの正義を守ってきたゴードン市警本部長を演じてきたが、最終章となる『ダークナイト ライジング』では、彼は全幅の信頼と希望を委ねられる一人の人物を見つける。それが、ジョセフ演じる冷静な判断と熱い正義感を秘めた若き警官、ジョン・ブレイクである。自身の若き日をジョンに見たゴードンは、凶悪犯・ベイン(トム・ハーディー)率いるテロ事件の捜査にあたる最前線チームに制服警官のジョンを大抜擢し、悪の根絶を図るべく共に立ち向かう。

シリーズを通して、ゴッサム・シティを守るために現場の一線で体を張ってきたゴードン警部だが、ゲイリーは今回の撮影について「(ベッドに)横になれたよ」と笑いを交えてふり返る。その理由はさておき…、「とても楽しかったよ」と充実した表情を浮かべる。一方、最終作で初めてのシリーズ抜擢となったジョセフは「とても光栄なことだよ」と力を込めて本作に参加できた喜びを語る。「子供の頃からバットマンのファンだった。黒づくめのヒーローはみんなの憧れだったよ!」と興奮しながら語るその表情は映画少年そのものだ。

本作で念願の初共演を果たした2人だが、ゲイリーにとって何よりも“これが最後だ”と実感したのが、彼自身にとって最後の出演シーンであり、同時にジョセフにとって最初のシーンという重要なワンシーン。「さすがに少し感動したよ」とゲイリーは名残惜しそうな表情を見せるが、いよいよ“結末”となる本作についてジョセフは、「金儲けのために続編を作られた3部作もあるけど…」と前置きしつつ「このシリーズの結末には満足できるはず」と自信をもって力説する。

ほかにもノーラン監督の撮影現場や、悪役・ベインを熱演したトム・ハーディーとの共演の感想など、本作での思い出を挙げればきりがないといった様子のふたり。バットマンまでもが危機に陥ってしまったゴッサム・シティの運命を背負う彼ら、熱い男たちの“正義”を賭けた戦いをぜひ堪能してほしい。

『ダークナイト ライジング』は全国にて公開中。

※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。

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特集:この夏アツイ!男たち
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Photos by Mayumi Nashida