伝説のパンクドキュメンタリー、30年の時を経て劇場初公開(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120805-00000016-eiga-movi


1970年代に誕生した、パンクロックを捉えたドキュメンタリー「シェルショック・ロック」が、製作から30年以上の時を経て、東京・シアターN渋谷で劇場初公開されることが決定した。

 ジョン・T・デイビス監督が、79年の北アイルランド・ベルファストのパンクシーンを捉えた今作。イディオッツ、スティッフ・リトル・フィンガーズ、プロテックス、ザ・アンダートーンズらパンクバンドの姿を通し、わずか46分という短い時間のなかで、自由を求めた若者の熱気を映し出す。「D.O.A.(1981)」(レック・コワルスキー監督)、「THE PUNK ROCK MOVIE」(ドン・レッツ監督)とともに、“伝説のパンク映画”と称されている。08年の北アイルランド映画祭で上映されたものの、劇場未公開となっていた。

 また、デイビス監督が今作を“北アイルランド・パンク映画3部作”の第1部に位置づけていることから、第2部「プロテックス ハラー」、第3部「セルフコンシャス・オーバー・ユー」の2作品が同時上映される。「プロテックス ハラー」は、ベルファスト出身のパンクバンド・プロテックスが08年に行ったUSツアーに同行し、ライブや舞台裏の様子を収録した短編作。「セルフコンシャス・オーバー・ユー」は、ベルファストのライブハウスに集まったパンクキッズたちの姿を鮮明に記録した。

 「シェルショック・ロック」、同時上映の「プロテックス ハラー」「セルフコンシャス・オーバー・ユー」は、9月29日からシアターN渋谷で公開。