『華麗なるギャツビー』公開延期!全米では2012年クリスマスから2013年夏に(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120807-00000025-flix-movi


映画『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が主演にレオナルド・ディカプリオを迎えた最新作『華麗なるギャツビー』の全米公開が、当初予定されていた2012年12月25日から2013年夏に変更されたことがわかった。同日公開予定だったレオナルド出演の『ジャンゴ 繋がれざる者』とのバッティングを避けた形だ。それに伴って日本公開も延期になり、2013年中の公開が予定されている。

 ワーナー・ブラザーズ映画国内配給部門の代表ダン・フェルマンと、国際配給部門代表のヴェロニカ・クワン・ヴァンデンバーグが正式に延期を発表。バズ・ラーマン監督の素晴らしい仕事ぶりは期待を上回るものだったとした上で、「われわれは『華麗なるギャツビー』は世界各国でサマームービーとして公開するのにふさわしい1作になると考えました」とより集客を見込める夏場公開にしたことを明かした。

 公開を2013年の夏としたことで、次のオスカー賞レースから離脱することになったが、ワーナー・ブラザーズには本作以外にもベン・アフレック監督・主演作『アルゴ』、ピーター・ジャクソン監督の『ホビット 思いがけない冒険』など、賞を狙える作品が盛りだくさん。

 また、12月公開の作品は『ジャンゴ 繋がれざる者』のほか、ヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』、トム・クルーズ主演の『アウトロー』など他スタジオも大作ぞろいのため、今回の公開日延期の判断は賢明なものといえるかもしれない。

 映画『華麗なるギャツビー』は、F・スコット・フィッツジェラルドの代表作を原作に、隣の大邸宅の主ジェイ・ギャツビーと、ジェイの過去の恋人デイジー・ブキャナン、デイジーの現在の夫との関係を切なく描き出した3D映画。主演のレオナルドのほか、トビー・マグワイア、キャリー・マリガン、ジョエル・エドガートンといった演技派が脇を固めている。(編集部・市川遥)

映画『華麗なるギャツビー』は2013年全国公開