ロバート・パティンソンが「アラビアのロレンス」に!インディーズ映画『クィーン・オブ・ザ・デザート』に出演(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120818-00000016-flix-movi


 ロバート・パティンソンがナオミ・ワッツ主演のインディーズ映画『クィーン・オブ・ザ・デザート(原題) / Queen of The Desert』で「アラビアのロレンス」として知られるトーマス・エドワード・ロレンスを演じることがVarietyによって明らかになった。

ロバート・パティンソン主演映画『恋人たちのパレード』場面写真

 この作品はイラク建国の立役者的役割を果たし、「イラクの無冠女王」という異名で知られるイギリスの女性情報員・考古学者・登山家であるガートルード・ベル(ナオミ・ワッツ)の半生を描くもので、ガートルードはパティソン演じるT.E.ロレンスと、時に行動を共にしている。第一次世界大戦時にイギリスによってバクダッドが占領された後、ガートルートは占領軍の一員として行政に携わり、T.E.ロレンスとともにパリ講和会議に参加、後にイラク建国の道筋をつける歴史的な事業にかかわっている。T.E.ロレンスは、オスマン帝国に対して起こしたアラブ人の反乱を指導した人物で、その様子は1962年のピーター・オトゥール主演の映画『アラビアのロレンス』で描かれている。

 監督は映画『フィカラルド』でカンヌ国際映画祭監督賞を受賞しているヴェルナー・ヘルツォーク。個性派俳優クラウス・キンスキーとのコンビが有名で、二人のタッグで製作された映画『アギーレ/神の怒り』『ノスフェラトゥ』『フィツカラルド』『アギーレ/神の怒り』などが名作として知られている。

 映画『トワイライト』シリーズ以来、大作を避け、才能ある監督とのインディーズ映画ばかりを選んで仕事をしているロバート・パティンソンにとっても巨匠ヴェルナー・ヘルツォークとの仕事は今後のキャリアにまたひとつ布石となるに違いない。