『となりのトトロ』が江戸絵切子に!ジブリと伝統工芸のコラボ!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120824-00000015-flix-movi
スタジオジブリの映画『となりのトトロ』をモチーフにした江戸絵切子「ドンドコ」「月夜」がムービックより発売される。江戸時代から続く伝統的な技術とのコラボレーションとして、構想から約5か月を費やして商品化にたどり着いたというこだわりの一品だ。
「となりのトトロ」江戸切子絵フォトギャラリー
江戸切子とは、ヨーロッパから伝わったガラス製品の技術を基に、江戸時代から現在に至るまで製造されている工芸品。肉厚のガラスに切り込みを入れることによって、表面にできたデコボコが互いに光を反射して輝き合うのが大きな特徴だ。
今回のアイテムは、その中でも特に高度な技術を要求される、下絵なしで模様を刻み込む「江戸絵切子」。「ドンドコ」では、薄緑色を基調に「夢だけど、夢じゃなかった!」のセリフで知られる種まきのシーンを、瑠璃色のガラスが美しい「月夜」ではサツキとメイの家の裏でオカリナを吹くトトロたちをモチーフに制作。とりわけ、「月夜」ではグラスの裏側、月の部分をのぞくとトトロたちが見えるという趣向が凝らされている。
2点とも底面には伝統的な文様の一つである「菊文様」が彫り込まれており、外箱も「となりのトトロ 江戸絵切子」との文字が躍る桐箱になっているなど、ギフトにも最適な仕様の同アイテム。水を張って花や紅葉を浮かべることでインテリアにも使えるようになっているが、やはりその本領が発揮されるのは飲み物に使うとき。口元に持っていく直前、ふと光にかざしてみれば、そのきらめきに心を奪われてしまう人は多いはずだ。(編集部・福田麗)
「『となりのトトロ』江戸絵切子2種(ドンドコ、月夜)」は11月中旬に発売予定 現在予約受付中 税込み価格:各1万2,600円