米ラスベガス、英王子全裸写真「流出犯」に「出禁」宣言(AFP=時事) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120825-00000012-jij_afp-ent
この「罪な街」の中で起きたことは、外の世界に持ち出さないのが掟(おきて)だ――。全裸で羽目を外す英国のヘンリー王子(Prince Harry、27)の写真がメディアに掲載された問題で、米ラスベガス(Las Vegas)の街が24日の米全国紙USAトゥデー(USA Today)に全面広告を出し、「沈黙の掟」と王子を裏切って写真を流出させた人物に怒りをあらわにした。
「恥を知れ」と題した全面広告を出したのは、ラスベガス観光局(Las Vegas Convention and Visitors Authority)。広告は「ラスベガスの同胞の誓いを売った者たちよ、これほど嘆かわしい者たちはいない」と、写真をメディアに流した人物を痛烈に非難している。
「ヘンリー王子の裸の写真は本物」、英王室
「ベガスで起きたことは然るべき場所、すなわちベガスにとどめておくよう、この地を守る者たちに求める」
「ヘンリー王子を食い物にした者たちを(街から)締め出してもらいたい。彼らには、どんなパーティーも、サービスも、ビキニ姿の女の子たちも提供しない」
「つまり、もう彼らとは交わらないということだ」
ヘンリー王子がラスベガスのホテルのスイートルームで全裸になって、明らかに女性と思われる友人に背後から抱きついたり、股間を隠して立つ写真は前週、米セレブ関連ニュースサイト「TMZ.com」に最初に掲載され、世界を駆け巡った。ヘンリー王子は前年11月にも、米アリゾナ(Arizona)州での軍事訓練の合間を縫ってラスベガスで3夜にわたりパーティを開くなど、同地では知られた存在だった。
ラスベガス観光局のキャシー・タル(Cathy Tull)マーケティング担当副局長は、次のように述べている。「ラスベガスは大人の自由に重んじる街だ。セレブでも王室の人々でも楽しめる自由がある。ラスベガスで起きたことはラスベガスの内だけにとどめる、これが大切だ。しかし、浮かれている瞬間にこの掟を守るためには、なかなか努力が必要だ」 【翻訳編集】 AFPBB News