ケビン・コスナー&ラッセル・クロウがナレーション!『マン・オブ・スティール』斬新特報公開(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120827-00000005-mvwalk-movi


『ダークナイト』シリーズのクリストファー・ノーランが製作、『ウォッチメン』(09)、『300(スリーハンドレッド)』(07)のザック・スナイダーが監督を務め、74年の歴史を覆す全く新しいスーパーマン誕生の物語を描く『マン・オブ・スティール』(2013年夏公開)。この度、本作の特報映像と劇場用ポスター第一弾が公開された。

【写真を見る】主人公スーパーマンに抜擢されたのは新人のヘンリー・カヴィル

特報映像は、主人公の父親役のふたり、ケビン・コスナー版とラッセル・クロウ版の2本を用意されている。映像は同じだが、それぞれ別のナレーションが挿入されており、公開一年前から2本の特報を製作するのはハリウッドでも異例の試みとなる。

スーパーマンが生まれた惑星クリプトンの実父ジョー=エルを演じるラッセル・クロウが語る映像では、「お前は人々の希望になる」とヒーローとしての宿命を諭され、クラーク・ケントとして地球で育て上げた養父ジョナサン・ケント役のケビン・コスナーのナレーションには、「お前は特別な存在だ。善と悪、どちらの道を選ぼうとも、お前は世界を変える」と、特別な力を持つ息子に対して、その力の使い道は己で決断しなければならないという強いメッセージと父性を感じさせる内容となっている。それはまるで、特殊な能力を持ち合わせ、ヒーローとして生きることを宿命づけられたクラーク・ケントの葛藤をふたりの父親のナレーションによって予見させるかのような構成だ。派手なアクションシーンなどは一切なく、誰もが知るあのテーマ曲も完全封印。ダークで物静かなトーンの映像の中で、主人公クラーク・ケント(=スーパーマン)が新聞記者ではなく、荒々しい海に繰り出す漁師としての姿や、放浪の旅の様子が描かれ、見る者に様々なストーリーを想起させる意味深な内容となっている。

コスチュームは、従来の全身青色タイツ姿から、アメリカンフットボールのプロテクターのような立体的なビジュアルに一新。色は深みのあるダークブルー、トレードマークのS字のロゴもメリハリにあるデザインとなった。タイトルも従来のタイトルとは異なり、大幅なリニューアルとなる。暗く沈んだ中に浮かび上がるスーパーマンの姿が描かれた劇場用ポスター第1弾。マン・オブ・スティール(=鋼鉄の男)のタイトル通り、重厚で鉄のような硬い意志を感じさせる。一新されたコスチュームに、赤黒くうっすらと浮かび上がるSマーク。コスチュームというよりも鎧と表現する方が適しているビジュアルだ。

主人公スーパーマンには、新人のヘンリー・カヴィルを大抜擢。エイミー・アダムスがデイリー・プラネットの記者ロイス・レインを、ローレンス・フィッシュバーンが副編集長のペリー・ホワイトを演じる。クラーク・ケントの養父母マーサとジョナサン・ケントに、ダイアン・レインとケビン・コスナーをそれぞれ起用。スーパーマンに戦いを挑むのは、マイケル・シャノン演じるゾッド将軍。その邪悪な相棒ファオラにアンチュ・トラウェ。スーパーマンの実母ララ・ロー=ヴァンにジュリア・オーモンド、実父ジョー=エルにラッセル・クロウ。さらにアメリカ軍スワンウィック将軍をハリー・J・レニックス、ハーディー大佐をクリストファー・メローニーが演じる。