ボクシング金メダル・村田、アイアンマンとの対決は「勘弁して」(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120829-00000012-eiga-movi
ロンドンオリンピックを沸かせたメダリストたちが8月29日、米映画「アベンジャーズ」の大ヒットを記念し、劇場に結集した。ボクシング男子ミドル75キロ級で金メダルを獲得した村田諒太、競泳男子200メートル平泳ぎ銅メダルの立石諒、バレーボール女子銅メダルメンバーの狩野舞子、フェンシング男子フルーレ団体銀メダルの千田健太という4人のメダリストが顔をそろえ、トークイベントに出席した。
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今年国内で公開された洋画では、最速となる12日間で興行収入20億円を超え、観客動員数もすでに150万人を突破。アイアンマン、ソー、キャプテン・アメリカ、ハルクといった人気ヒーローたちが、地球のために戦う姿を描く。村田は、満員の客席を見渡し「五輪だけに“ゴリンジャーズ”でどうでしょうか?」と笑いを誘う。実はマーベルコミック原作の映画は「欠かさず見ている」ほどの大ファンで、特にアイアンマンがお気に入り。「僕もパワードスーツがほしい」と語っていた。
千田はキャプテン・アメリカの存在に心動かされた様子で「元々、軟弱だけどそこからたくましくなっていく姿にあこがれを感じました」と語る。映画では個性豊かなヒーローたちが地球を救うためにまとまっていくが、スポーツの団体競技もしかり。狩野は「ぶつかることはあっても目標は勝つこと。それに向かって一つになっていくのが団体競技のいいところだと思います」と同調した。
ヒーローたちの中で誰と戦いたいかについて、村田は「機械や火は勘弁してほしいので、アイアンマンはキツい。キャプテン・アメリカもサンドバッグを引きちぎるシーンがあったので厳しいですね。僕と同じレベルでは映画にならないですから」と苦笑していた。
メダル獲得後、テレビやイベントへの出演依頼がひっきりなしのようだが、会ってみたい著名人は「ダウンタウンのおふたりに会って、1回だけしばいてほしい」(村田)、「フェンシングの前はサッカーをやっていたのでカズ(三浦知良)選手にお会いして一緒にサッカーしたい」(千田)、「Mr.チルドレンの桜井(和寿)さんが好きなので歌ってほしい」(狩野)、「竹内結子さんにお会いしたい。話しかけられなさそうなのでずっと眺めていたい(笑)」(立石)と願望を明かした。
一方、今後の展望に話題が及ぶと、村田は「プロに行くのはありえない」と改めてプロ転向を否定。「将来的には指導者になりたいので勉強をしたい。まずはちょっと休みをください」と語った。立石は、スポンサーの後援を受けての独立も視野に入れていることを告白。千田は「来週末に全日本選手権があるのでそこに向けて全力を尽くしたい」と意気込みを語った。