タランティーノも崇拝するスウェーデンの妖精!かつてのロリータ系巨乳女優が40年ぶりに来日!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120917-00000014-flix-movi
1970年代にロリータ系巨乳女優として一世を風靡(ふうび)したクリスチナ・リンドバーグが、「エロス」をテーマに石川県金沢市で開催中の「カナザワ映画祭2012 XXX」のゲストとして40年ぶりに来日、日本のファンに健在をアピールした。
クリスチナ・リンドバーグ「カナザワ映画祭2012 XXX」ティーチ・イン写真ギャラリー
スウェーデンの妖精と呼ばれたクリスチナは、1973年に公開された『ポルノの女王 にっぽんSEX旅行』『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』という2本の日本映画の撮影のため当時来日。今回はおよそ40年ぶりの来日となり、「40年ぶりに日本に来られてうれしい。『不良姐御伝 猪の鹿お蝶』には金沢が登場したけど(ただし金沢での撮影はなし)、日本での撮影は楽しいことばかりだったわね」と大勢の観客の前であいさつ。
女優業引退後も世界中の映画ファンから愛され続けている彼女。特に1974年に公開された主演バイオレンスアクション『ゼイ・コール・ハー・ワン・アイ~血まみれの天使~』(英題:THRILLER: A CRUEL PICTURE)は、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル』でダリル・ハンナが演じたアイパッチをつけた片目の女暗殺者エル・ドライバーの元ネタとしても知られている。
「タランティーノから、この映画は史上最高に残酷な(CRUEL)映画だと言われたんだけど、彼の映画の方が残酷よね」と笑うクリスチナ。しかし、主人公の目にナイフが突き刺されるシーンについて「アレックス・フリードリンスキー監督が、知り合いのとある病院の先生から自殺した女の人の死体を手に入れて、メイクを施し、目をえぐる場面の撮影をしたという話があるの。監督はその話を否定しているけども、わたしはたぶん本当だと思う」と語るなど、アナーキーな撮影現場のエピソードを次々と披露し、観客を喜ばせた。
そんなクリスチナのプロポーションの良さは40年前と変わらず。観客からも驚きの声が挙がったが、「わたしは30歳のときに肉を食べるのをやめて、野菜中心の食生活に変えたの。あとは人間を好きになって、楽しい生活を送るのが一番じゃないかしら」とその秘訣(ひけつ)を明かす。そんな彼女は、女優引退後にジャーナリストに転身。現在は北欧の航空誌のオーナー兼編集長を務めているとのことだが、「40年前の仕事(女優業)を今でも観てもらえるのは素晴らしいこと。それと服を脱ぐなら若いころの方がいいわね」とちゃめっ気たっぷりに付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
「カナザワ映画祭2012 XXX」は9月21日まで金沢シネモンドほかにて開催中