野村萬斎、『のぼうの城』の踊りは「下ネタ満載」。ぐっさんも「股間からピー!」とダメ押し(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120920-00000017-mvwalk-movi
犬童一心と樋口真嗣という二大監督が手掛けたダイナミックな時代劇『のぼうの城』(11月2日公開)の完成披露舞台挨拶が、9月20日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催。野村萬斎や榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、上地雄輔、山田孝之、佐藤浩市、犬童一心監督、樋口真嗣監督が一堂に会した。野村は、見せ場である田楽踊りについて、「2万の敵方を取り込まなくてはいけなかったので、下ネタ満載です」と、いたずらっぽい笑顔を見せると、山口も「股間から、ピー!(効果音)を出します」と、ジョークを飛ばした。
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原作は、和田竜が、自身のオリジナル脚本「忍ぶの城」を基に書いた歴史小説。軍勢わずか500人で、総大将が民衆から“のぼう様(でくのぼう)”と慕われる成田正親の忍城が、石田三成率いる20000の大軍を迎え撃つ。お気に入りのシーンを聞かれた野村は、自身の田楽踊りのシーンの他に「合戦のシーンです」と言ったが、確かにスペクタクルな映像が見ものだ。
ヒロインを演じた榮倉は、好きなシーンについて「エンドロールが好きです」と語った後、「キャストが誰も出てないんですが、すごく深い意味があります」と付け加えた。佐藤は、本気で野村を棒で叩いてしまったシーンについて「そこは、叩くところじゃなかったのに、叩いてしまい、本番中なのに『ごめん!』と言ってしまいました」と、茶目っ気あふれるエピソードを披露。上地は、「山田孝之がいい体をしてお風呂場に入ってくるところ」、山田は「武将をやったことがなかったので、馬に乗って行け!と言った時は、気持ち良かったです」と語った。
犬童監督と樋口監督という最強タッグの下、大規模なロケが敢行された『のぼうの城』。合戦や水攻めのシーンはもちろん、個性派俳優陣のアンサンブル演技も味わい深い秀作となった。