向井理、中山美穂に胸キュン!おんぶ、ドレス姿にドキドキ!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121001-00000003-flix-movi
映画『新しい靴を買わなくちゃ』で中山美穂演じるパリ在住の女性と恋に落ちる青年センを演じた向井理が、「ドキドキした」という中山との共演を振り返った。
映画『新しい靴を買わなくちゃ』写真ギャラリー
向井がデビューした2006年にはすでに渡仏していた中山。生活拠点も違えば、接点もないため、向井にとっては「テレビの中の人」という感覚で、共演することになっても、撮影を行ったパリで実際に会うまで「実感が湧かなかった」そう。しかし、2週間の短い期間ながらも、撮影を進めていくにつれて、中山とはまるで戦友のような感覚になっていったという。
というのも本作では、通常の撮影では入念に行うテスト撮影を省き、ほとんどいきなり本番撮影。手持ちカメラを使い、長回しで一気に撮影するというスタイルがとられた。その上、毎日書き換えられる台本に、役者には臨機応変さが求められた。それにより、自然で、生々しいやりとりが生まれたのだが、向井は「カメラがどこにあるのかも、相手がどう言ってくるのかもわからないので、準備ができないんですよ。だから変な間があったりする。もう必死でした」とその苦労を語る。そして、「でも、初対面の人とそんなにうまく、テンポ良く会話なんてできないと思うんです。そのリアリティーはあったかな」と笑顔で振り返った。
そうして、映画の中のセンとアオイのように、実際に距離感を縮めていった二人。「センには男として共感する部分がたくさんあったので、自分とのギャップはあんまり感じなかったんですよね」という向井は、センを演じながらキュンとすることが多々あったといい、「アオイさんとの出会いのシーン、酔っ払っておんぶするところ、布団を持ってくるところ。すごくきれいでしたね。アオイさんがドレスを試着するシーンは、普段とは全然違う服装なので、現場にいてもそのギャップにドキドキしました」と明かした。
さらに向井は、本作の楽しみ方について、「それぞれに感情移入してもらって、こうなってくれたらいいなと続きを想像して楽しんでもらえればいいなと思います。そこを考えてもらう映画なのかなと思うので」と語り、「センとしては、二人の続きがあってほしい気がします」とセンとアオイの未来に期待を込めた。(取材・文:小島弥央)
映画『新しい靴を買わなくちゃ』は10月6日より全国公開