中山美穂、6年越しの主演作初日に感無量「すてきな魔法にかかって」(映画.com) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121006-00000003-eiga-movi


女優の中山美穂が10月6日、東京・有楽町の丸の内TOEIで行われた主演作「新しい靴を買わなくちゃ」の初日舞台挨拶に共演する向井理、桐谷美玲、綾野剛、脚本・監督を務めた北川悦吏子とプロデューサーの岩井俊二とともに登壇した。

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 北川が本作の構想を中山に持ちかけてから、完成までに6年の歳月を要した本作。感極まった中山は「お客さんの笑顔を見るとこれ以上うれしいことはない。映画の魔法が解けちゃうのはさみしいが、今日からは皆さんがすてきな魔法にかかってください」と声をつまらせながら、挨拶した。

 北川監督が原作を担当し漫画化された話題作で、パリで出会った男女の偶然で始まるたった3日間の恋をロマンチックに描いた。全編をパリで撮影し同日、全国202スクリーンで封切り。「途中で体調を崩した私を、美穂ちゃんと岩井さんが励まし続けてくれた。皆さんの心に響く作品だと信じています」(北川)、「6年ほど前に北川さんから『手伝って』とお電話をもらった当時は、これだけの時間が経つとは思っていなかった」(岩井)とスタッフ陣も安どの表情だ。

 中山演じるヒロインの“恋のお相手”を演じた向井も「今までの作品と比べても、思い入れが深い作品になった」と感無量の面持ち。「ロケーションがもつ説得力がとても強く、その場所でないと醸し出せない空気があった」とパリでの撮影を振り返った。中山と向井は今回が初共演で「もしまた共演できるなら、どこか異国でハードアクションコメディをやってみたい」(中山)、「アクションをやったことがないので、ちょっと想像つかないですが……」(向井)。遠距離カップルを演じた桐谷と綾野は、2度目の共演で「どちらも恋人役だったので、次はお兄ちゃん役を演じてほしい。現場でも私を引っ張ってくれた」(桐谷)、「僕は3回目も恋人がいい」(綾野)とこちらも再共演に期待を寄せていた。