『トランスフォーマー』では脚本を読んでもいない!メガトロン役ヒューゴ・ウィーヴィングが告白(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000001-flix-movi


 映画『トランスフォーマー』シリーズで悪役メガトロンの声を演じたヒューゴ・ウィーヴィングが、マイケル・ベイ監督に直接会ったこともなく、脚本も読んでいなかったと明かした。

映画『トランスフォーマー』写真ギャラリー

 『マトリックス』のエージェント・スミス役で名を上げ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど話題作になくてはならない名優として活躍するヒューゴ。しかし、世界中で人気の悪役キャラクターにあまり思い入れがないことを、Colliderの取材で明かしている。

 取材の中でヒューゴは、再スタートが発表された『トランスフォーマー』について、マイケル・ベイ監督から特に連絡はないと語り「あれは妙な仕事だったよ」とシリーズ初期の収録を述懐。ヒューゴはこの時期、舞台にも出演していたといい「ほかのことに取り掛かっていた時期に、2時間程度で終わった声の仕事」でしかなかったと明かした。

 本作についての知識は一切なかったのだというヒューゴは、世界的大ヒット作で誰もが知る悪役のひとつを演じたことは自覚しながらも、「僕とベイ監督のつながりは非常につたないものだよ。何せ僕は彼に会ったこともない。セットにいたこともないし、彼の顔を見たのはスカイプだけだ」と明かした。

 さらに「脚本も読んでいないんだよ。自分のセリフだけしかわからなくて、そこにどんな意味が含まれているのかもわかっちゃいなかった。これまでああいった仕事はしたことがない。だから、あの作品について語れることはこれ以上ないんだ」と語ったヒューゴ。シリーズファンやメガトロンが大好きな子どもにとってはショックな発言だが、それでも劇中では、すごみのある声の演技を披露しているあたり、さすが名優といったところか。

 ヒューゴは今後、ウォシャウスキー兄弟の新作『クラウド アトラス』、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚(たん)を描く『ホビット 思いがけない冒険』など話題作に立て続けに出演。こちらには全力投球で臨んでいることだろう。