『エクスペンダブルズ2』スター同士のエゴは衝突して消滅?監督は3作目で宇宙バトルを切望!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121016-00000038-flix-movi
シルヴェスター・スタローンの号令の下、新旧アクション・スターが総結集した大ヒットアクション待望の続編『エクスペンダブルズ2』で、豪快なアクションを描き切ったサイモン・ウェスト監督が、その舞台裏を語った。
映画『エクスペンダブルズ2』写真ギャラリー
前作ではカメオ扱いだったアーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスが活躍し、ジャン=クロード・ヴァン・ダムやチャック・ノリスも参戦した本作。「彼らは皆、成功した大作でアクションの派手さや体格、興収を競ってきたライバル同士。真の意味でドリームチームだよ」とウェスト監督は胸を張る。
エゴのぶつかり合いも、ほとんどなかったとのこと。「エゴがあったとしてもみんなそれぞれに大きいから、ぶつかり合って消滅したのかもしれないね。共通の目的で集まったのだから結束は固かった。一つ大変だったのは、頻繁に昔話をして盛り上がっていたこと。そんなときの彼らを撮影に集中させるのはひと苦労だったね」と笑う監督。
『エクスペンダブルズ2』は、まさにアクションの連続で観客を大いに熱狂させるが、撮る側にもそんな場面があったとウェスト監督は振り返る。「最初の脱出シークエンス、とりわけ川でのチェイス・シーンはすごかった。役者たちが乗る特製のボートの他に撮影用のボートやスタント用のボートを作り、それを猛スピードで動かして撮影したけれど、カメラに映っていない僕たちも、まるでアクション映画の一部になったかのように感じた。エキサイティングだったよ」。
11月にはウェスト監督もう一つの新作『ゲットバック』が日本公開される。こちらは『コン・エアー』以来久々にニコラス・ケイジと組んだ犯罪アクションとなり、「主人公の感情が伝わることに重きを置いた」と彼は振り返る。さて、そのケイジも加わると報道された『エクスペンダブルズ』の3作目。ウェスト監督は自身の再登板も含めて「まったくの白紙状態で、うわさに過ぎない」とかわしつつ、「次を撮るなら、彼らを宇宙で戦わせたいね」とジョークを飛ばす。これについては続報を楽しみに待つとしよう。(相馬学)
映画『エクスペンダブルズ2』は10月20日より全国公開