新アイデアを投入して描く“恐怖”。監督が語る『パラノーマル・アクティビティ4』(ぴあ映画生活) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000007-piaeiga-movi


人気ホラーシリーズの最新作『パラノーマル・アクティビティ4』が11月1日(木)から日本公開される前に監督のヘンリー・ジューストがインタビューに応じ、新作の注目ポイントについて語った。

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『パラノーマル・アクティビティ』は、部屋に仕掛けた監視カメラに記録された超常現象(パラノーマル・アクティビティ)をモチーフにしたホラー作品。第4弾はシリーズ開始以来、ファンが疑問に感じていた“ケイティはどこに消えたのか?”に迫る内容になる。

相棒アリエル・シュルマンとコンビを組んで『パラノーマル・アクティビティ3』をヒットに導いたジュースト監督は、続編のオファーを受けて「まだまだ使える神話や新たな恐怖があると思った」と振り返る。本シリーズは低予算で、固定カメラの映像で恐怖を描き出すというコンセプトを遵守しているが、監督は「その条件は我々にとって“いい制限”になっています。“クリエイティブであること”を自然に強いられているので、観客のみなさんをより怖がらせられる作品に仕上げられるのだと思います」という。

それは俳優の起用についても同様だ。本シリーズは無名の俳優が出演することで“発見された映像”の生々しさを確保しているが、製作者たちは新作のたびに、恐怖表現に対応できる無名の俳優を探し出さなければならない。「LAでキャスティングをしたのですが、LAの強みは役者がたくさんいること。大作に出演していなくてもとてもいい役者が揃っています。主役のアレックスを演じたキャサリン・ニュートンはとても面白く、活発な子で、さらにティーンエイジャーです。映画ではティーンエイジャー役はもっと年上の役者が演じていることが多いため、我々としては本当のティーンエイジャー演じてもらいたかったんです。それから、運良く即興のコメディができる役者たちに出会いました。本シリーズは脚本に書かれていないことが多いのですが、彼らは瞬時に判断して行動してくれました」。

ちなみに最新作の舞台は2011年。これまでのテイストを守りながら、新たな登場人物と新たな設定、新たな恐怖が描かれる。「4作目は暗視カメラではなく、パソコンについているウェブカメラを使っています。娘が家族に内緒でノートパソコンを使って撮影するという設定です。ウェブカム、スカイプ、キネクトを使って、より新しい恐さを表現しています。みなさんにはたくさんのお友達を連れて、満員の劇場で観て欲しいと思います」。

『パラノーマル・アクティビティ4』
11月1日(木・映画ファーストデー)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開