【映画動員ランキング】萬斎主演『のぼうの城』に軍配 競合抑え首位発進(オリコン) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000334-oric-movi
狂言師・野村萬斎の9年ぶり映画主演作『のぼうの城』が2日(金)に公開初日を迎え、『全国動員ランキング』(興行通信社調べ)で首位発進した。同週末は吉永小百合主演の『北のカナリアたち』(2位)や、井筒和幸監督の新作『黄金を抱いて翔べ』(4位)など話題作が次々と初日を迎えたが、史実を基にした『のぼう~』はオープニング3日間で動員40万9352人、興収5億490万円を記録。競合作ひしめくなかでの好スタートを切った。
【動員TOP10】萬斎から吉永小百合、妻夫木など話題作が続々
『のぼう~』は和田竜のベストセラー小説を犬童一心監督と樋口真嗣監督で映画化。領民から“のぼう様”と慕われる忍城の総大将・成田長親(野村)が、天下統一を目指す豊臣秀吉の2万人の大軍に、たった500人の兵で抗戦した姿を描いた歴史大作。野村のほか佐藤浩市、成宮寛貴、榮倉奈々ら豪華キャストをそろえ、40代から50代を中心に幅広い客層の集客に成功した。
2位『北のカナリアたち』は人気女流作家・湊かなえの「往復書簡」を原案とし、北海道の1つの小学校を舞台に教師と生徒たちが封印してきたある出来事が、20年の空白を経て明らかになっていくサスペンス巨編。森山未來、満島ひかり、宮崎あおい、松田龍平といった若手実力派から、柴田恭兵、里見浩太朗といったキャスト陣を主演・吉永小百合が率いて、土日2日間で動員16万4924人、興収1億8039万円をあげた。
このほか、今週は新作映画が続々とランクイン。妻夫木聡主演の『黄金を抱いて翔べ』が4位に、次いで5位には洋画『リンカーン/秘密の書』、6位にホラー映画『パラノーマル・アクティビティ4』と、新作全5作品がTOP10を一新した。