すしが人を食う『デッド寿司』!ちょっぴり爽やか?日本版予告編公開!(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000010-flix-movi


日本が誇る食文化「すし」が人類にキバをむくパニック映画『デッド寿司』の日本版予告編が公開となった。すしが人間を血祭りに上げる内容とは裏腹に、ちょっぴり爽やか(!?)な雰囲気さえ漂うユニークな映像となっている。

映画『デッド寿司』日本版予告編

 『電人ザボーガー』『片腕マシンガール』の井口昇監督がメガホンを取り、カッターのように鋭くとがるトロや、人を火であぶるサーモンが人類に襲い掛かる恐怖を描く本作。『ハイキック・ガール!』の武田梨奈が主人公のカンフー美少女を熱演。名曲「愛のメモリー」でおなじみの松崎しげるも出演し、殺人兵器となったすしと大バトルを展開する。

 いち早くYouTubeで公開された海外版予告編は海外ユーザーの喝采を呼び、コメント欄には「これだから日本が好きなんだ!」「助けてくれ、笑いを止められない」といった英語のメッセージがあふれた。そして、満を持して公開された日本版予告では「トロカッター」「イクラリアン」「アブリサーモー」など、殺人すしの名前が判明。「寿司界のプリンス」のコピーがついた「エビゾー」といった、ギリギリのネーミングセンスが笑いを誘う。

 一方で主題歌としてバックに流れるのは、ガールズバンド「SCANDAL」による軽快なポップチューン。テレビ局主導映画を思わせる、軽快なコメディーをおもわせる編集も相まって、不思議とファンシーでさわやかな雰囲気が漂う映像となっている。

 カナダの「トロントアフターダーク映画祭2012」で「観客賞・銀賞」ほか4部門を受賞。またテキサスで開催されたファンタスティック・フェストでは武田がコメディー女優賞に輝くなど、世界のファンタスティック映画祭を沸かせた本作。くしくも本作の公開直後には、銀座の名店「すきやばし次郎」のドキュメンタリー『二郎は鮨の夢を見る』が日本公開を迎える。どちらも日本が誇る食文化を世界に紹介する貴重な作品なだけに、合わせてスクリーンで楽しみたいところ!?(編集部・入倉功一)

映画『デッド寿司』は2013年1月19日より 新宿武蔵野館ほかにてレイトロードショー