15禁のテディベア、日本解禁!あなたはこのクマ、好き?嫌い?(シネマトゥデイ) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121110-00000015-flix-movi


テディベアの『テッド』というかわいらしいタイトルとは裏腹に、R15+指定を受けている映画の予告編が公開され、ついに「世界一ダメなテディベア」の姿が、日本にお披露目された。

映画『テッド』予告編

 予告編の始まりは、少年がベッドでテディベアに抱きつき、「キミとおしゃべり出来たらいいのに」と話すどこにでもあるほほえましい風景。ところが翌朝目覚めるとテディベアが「ジョン キミは親友だ」と話し出したからさあ、大変。驚きを隠せず絶叫する少年ジョンの両親の姿と反し、台所にたたずむ“しゃべるテディベア”の姿は、どこかあの人気キャラクター「ドラえもん」をほうふつさせなくもない。

 そんなキュートな奇跡のテディベアは、27年後、いたいけな少年ジョンが中年男に成長したように、“世界一ダメな”中年テディベアに成長。ジョンからガールフレンドであるローリーとの結婚を報告されたテッドは「たかが交際4年で? 俺たちは27年も一緒だ 俺に指輪をくれよ このモコモコの指にはめてよ~」とだだをこね、「ウケた?」なんてジョンの反応を楽しんだりする。

 ある日、テッドがジョンの家で4人の女性を従えくつろいでいたところに、ジョンの彼女ローリーがバッタリ鉢合わせ。ついに、ローリーの堪忍袋の緒が切れ、ジョンからも「こんなダメなクマに成長するならお前なんかいらなかった」と三くだり半を突き付けられてしまうテッド。殴り合いのけんかを始めるジョンとテッドだが、けんかの果てに二人の口から飛び出すのは、「愛してる」の一言。果たして、ジョンとテッドの友情は、ジョンの結婚によって崩れてしまうのか……!?

 テッドの“ダメ男(ダメテディベア!?)”ぶりとジョンとテッドの絆が程よい割合で盛り込まれた予告編には、バイト先で知り合った女の子に投げキッスをして好感触をつかむも、衝撃の腰振りダンスで女の子をあきれさせてしまったりと、他にもテッドのキュートな(?)姿が満載。人気テレビアニメ「ファミリーガイ」のクリエイターで2度のエミー賞に輝き、2013年に開催される第85回アカデミー賞の司会に大抜てきされたセス・マクファーレンの長編監督デビュー作でもある本作は、ジョン役に映画『ディパーテッド』のマーク・ウォールバーグ、ローリー役に『ブラック・スワン』のミラ・クニスとキャストも意外に豪華。予告編に映し出されるテッドの姿に、日本公開が待たれる。(編集部・島村幸恵)

映画『テッド』は2013年1月18日よりTOHOシネマズ スカラ座ほかにて全国公開