『007 スカイフォール』で悪役のハビエル・バルデム、ボンド役を却下していたことが発覚!(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121111-00000004-mvwalk-movi
11月9日から全米公開されているサム・メンデス監督作『007 スカイフォール』(日本12月1日公開)は、007シリーズ最高の興行成績を更新すると大いに期待されているが、同作で悪役を演じているハビエル・バルデムが、かつてボンド役をオファーされていたことがわかった。
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ハビエル本人が語った話としてdigitalspy.comが報じたところによると、「どの作品の時だったか忘れたけど、何年か前にボンド役をオファーされたんだ。その時は、自分がボンドを演じるタイミングではないって思ったし、他に脚本が素晴らしくてどうしても参加したいプロジェクトがあったから、パスしたんだ」。
「オファーされた役を断ると後悔するのは簡単だけど、どんな時も後悔はしないんだ。だって、それを断ったことで、別のことができているんだからね」と語っている。
5代目ボンドのピアース・ブロスナンの降板後、なかなかボンド役を受ける俳優がいなかったと言われており、ハビエルがボンドにオファーされたのは、ダニエルが『007 カジノロワイヤル』(06)に出演した時だと考えられる。しかし、その後、ハビエルは狂気的な悪役を演じた『ノーカントリー』(07)で第80回アカデミー助演男優賞を獲得しており、ボンド役を断ったことを後悔しないという彼の発言には大いにうなずける。
『007 スカイフォール』でサイバーテロリストに扮しているハビエルは、大の機械音痴だそうで、「役作りのために、一から機械の勉強をすることになった」と語っているが、多くの俳優が「悪役を演じる方が楽しい」と語っているとおり、悪役でボンド映画を盛り上げることになったのは正解かもしれない。
ハビエルは現地時間11月8日、遂にハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(ハリウッド名声の歩道)に殿堂入りを果たし、ボンドガールたちがその名誉を祝った