『HICK ルリ13歳の旅』主演クロエ・グレース・モレッツの脇を固める豪華キャストって?(Movie Walker) - Y!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121109-00000021-mvwalk-movi


アメリカの女流作家アンドレア・ポーテスのベストセラー小説を、クロエ・グレース・モレッツ主演で映画化した『HICK ルリ13歳の旅』(11月24日公開)。本作の主人公で、理想の世界へと羽ばたこうとするルリ・マクマレン(クロエ・グレース・モレッツ)を取り巻く人々は、とてもバラエティーに富んでいる。事を荒げてはルリに恥をかかせる者もいれば、一番支えてほしい時に見捨てて出ていってしまう者もいる。そうかと思うと、彼女に救いの手を差し伸べる者もいるなど、実に様々だ。こうしたキャラクターを表現しようと製作陣は一流の助演俳優たちをキャスティングした。

【写真を見る】現実の世界を肌で知らない少女ルリ・マクマレンを演じるクロエ・グレース・モレッツ

家を出発して間もなく遭遇するのが対照的なふたりの流れ者、エディとグレンダである。エディ(エディ・レッドメイン)は童顔の皮肉屋で、脚に障害を持つ謎めいた男。一方、グレンダ(ブレイク・ライヴリー)は、人を引きつけるセクシーな女性だ。グレンダ役のブレイク・ライヴリーは、つい先日ライアン・レイノルズと結婚、ヒットドラマ「ゴシップガール」で輝かしいオーラを放つセリーナ・ヴァンダーウッドセン役でおなじみだ。また、エディ・レッドメインはイギリスのイケメン俳優として注目を集めている。ロバート・デ・ニーロ監督のサスペンス映画『グッド・シェパード』(07)でデビュー、『マリリン 7日間の恋』(12)ではマリリンと恋に落ちるコリン・クラーク役を演じ、12月21日(金)公開の『レ・ミゼラブル』にも出演するなど、俳優としてのキャリアを着実に積み上げている。本作では13歳の幼いルリに興味を示し、衝撃的なクライマックスへと導くキーパーソンに挑んでいる。

さらに、ルリの母親タミーを演じたのはジュリエット・ルイス。その意外性に富んだ演技でアカデミー賞ノミネート歴もある女優で、1990年代の映画ファンにはたまらないキャスティングとなった。本作の脚本を手にしたルイスは、タミー役を演じたいと自ら製作陣にアプローチしたという。「その瞬間、彼女がタミーをやってくれるなら成功間違いなしだと思ったわ」とアンドレア・ポーテスは振り返る。ルイスの興味を引いたのは、実はポーテスの脚本だったようで、「こんなにも力強い視点で描かれた脚本には、そうそう出会えないわ。オリジナリティがあって、力のこもった作品よ。だから、絶対に出たいと思ったの」と明かす。

そして、アカデミー賞ノミネート俳優のアレック・ボールドウィンも登場する。本作品ではハンティングキャビンのオーナー経営者ボウという、ルリに助け舟を出す役を演じた。そしてマコーレー・カルキンを兄に持つロリー・カルキンが、ルリとモーテル6のプールサイドで出会い、これまでとは異なるものの見方を彼女に教える役どころを演じている。ベテランから若手までそろった豪華キャストは、13歳のルリの旅をどんな形で彩っていくのだろうか。是非、劇場で確かめてもらいたい